出典:EPGの番組情報
あさイチ 夏の特別編「プレミアムトーク おかえりモネSP」[字]
「あさイチ」プレミアムトーク特別編。朝ドラ「おかえりモネ」スペシャル。鈴木京香さん&夏木マリさん。ドラマの舞台裏をたっぷりご紹介します!
詳細情報
番組内容
「あさイチ」プレミアムトーク特別編。これまでに放送した中から反響の大きかった回を再構成しました。朝ドラ「おかえりモネ」スペシャル。ヒロインの母・永浦亜哉子を演じる鈴木京香さん。登米の“姫”こと新田サヤカを演じる夏木マリさん。ドラマの舞台裏をたっぷりトークしていただきます。【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
出演者
【ゲスト】鈴木京香,夏木マリ,【キャスター】博多大吉,博多華丸,鈴木奈穂子ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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- 台本
- 俳優
- 方言
- B型
- 印象
- 夏木マリ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
「あさイチ特別編」
これまでの放送の中から
たくさんの反響を頂いた番組を
再構成してお送りします。
♬~
今日は「プレミアムトーク
『おかえりモネ』スペシャル」。
モネの母 亜哉子を演じる
鈴木京香さんと
モネを優しく導くサヤカを演じる
夏木マリさんの
インタビューを お送りします。
(大吉)おはようございます。
6月11日金曜日
けさの「あさイチ」 ゲストは
鈴木京香さんでございます。
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
(華丸)空のように。
はい もう気仙沼の。
(大吉)そして 海のように。
ありがとうございます。 でも
いつも ありがとうございます。
「朝ドラ」受け
楽しみにしているので みんなで。
余計なことばっかりして。
すみません もう。
来週から意識しちゃいます。
緊張します。
さあ では まずはですね その
「モネ」のヒロインを演じている
清原果耶さんに伺ってますので
ご覧ください。
(清原)ロケで…
鈴木さんが…
お菓子をわざわざ買って
プレゼントしてくださったのが
すごく印象に残ってて。
妹役の蒔田彩珠ちゃんと2人で
私が話してたら…
…って言ってくれたのが
すごく印象に残ってて。
その思いやりが分かるのが
モネを見送る この場面。
ねえ 京香さんの印象に残る
シーンだということです。
(亜哉子)モネ~!
(百音)お母さん!
これ… お… お…
おじいちゃんのカキ!
おお~。
大丈夫。
保冷剤 いっぱい詰めてあるから。
サヤカさんと 皆さんで。
ああ ありがとう。
はあ… しんどい…。
大丈夫?
大丈夫。
まだまだ。
まだまだ 私も頑張っから…。
モネも頑張ってね。
ありがとうございます。
まさに けさのシーンですけれど。
結構 坂道
上っていってましたね。
このシーンが印象に残っている
というのは どういう?
そうですね。 実際に気仙沼でね
ロケさせてもらってますし
何かね 荷物を持って歩いている
果耶ちゃんというか
モネの姿を 後ろから見ながら
一生懸命 坂を上がってったら
何か すごく 母親って 本当に
こんな気持ちになるのかなって。
その背中がね いとおしくって。
そういう気持ちに
させてくれたのも
ありがたかったので
本当に 自分の中では
最初のころでしたし
このロケのシーンが
印象に残ってるんです。
(大吉)何か 話によると
オンエアでは一瞬でしたけど
結構 走られたみたいですね。
そうです そうです 何度か。
演出の梶原ディレクターから
おわびを預かっていまして。
「この場面 撮影の都合で
100mの坂道を
何度も何度も何度も
走ってもらいました」
というコメントをもらっています。
(大吉)マジ 野球部じゃ
ないんですよ 坂道ダッシュ。
あの大きな荷物 持って。
(華丸)しかも ああいうのって
見えないところから
行きますもんね。
そうなんです。 いや さすが。
(大吉)役者さん側のコメントが
飛び出しましたよ。
京香さん こいつ
漫才師なんですよ 本業は。
(華丸)いやいや。
(大吉)けさのシーンが
出てますけど
カメラが映らないところから。
そうなんですよね。 でも 私
走ったりするの 好きだし
体力あるので そういうのは
全然 苦にならないので
梶原さん 気にしないでください。
元陸上部だったんですよね
京香さんね。
さらに先ほどのシーンで
梶原さんから
コメント もらってまして
「亜哉子が カキを渡したあとに
ああ しんどいと
座り込みましたが 予想しておらず
驚きました。 でも そのおかげで
亜哉子がモネのために
急いで坂道を走ってきた
リアリティーが出て その後も
『私も頑張っから』のせりふが
感動的なものになりました」
ということで
この座り込むシーンは
台本には なかった?
台本には なかったんですけど
リハーサルのときに
本当に これはしんどいなと
思うだろうなと思ったんです。
カキ 保冷剤も いっぱい
入っているということは
相当 重いなと思ったので。
私は まあ スタミナが
あるほうですけど
亜哉子は 結構 疲れるんじゃ
ないかなと思ったので
しゃがまさせてもらいました。
早速 そのシーンについて
メッセージも来てまして。
埼玉県の方。 「モネのお母さんの
『私も頑張っから』のことばに
涙が出ました。 2年前から
東松島に勤務になった息子
コロナが一日も早く収まり
帰ってきた息子に
笑顔で 私も言えるように 日々
頑張ります」ということです。
東松島って
本当に大変だったところなので
そこでね また働いてらっしゃる
息子さんのこと
心配だと思いますけど。
ありがとうございます
見てくださって。
さらに亜哉子さんについて
亜哉子さんって いつも
エプロンを さっきのシーンでも
着けたと思うんですけれど
これも京香さんの提案だ
というふうに伺ったんですが。
それは なんか エプロンか
なんか ちょっとした
前掛けか かっぽう着か
何か着けていたいなというのは
お願いして。
衣装さんが いつも
かわいらしいものを選んで
用意してくださってます。
柄も こう 少しずつ。
はい。 なるべく明るい色の
エプロンを着けようと
思っています。
(華丸)首に巻く
タオルを巻いてますけど
それもですか?
あれもね 要るなと
思ったんですよ。
暑いし 日がさすと首が。
だから たぶん
海で働くお母さんだったら
手拭い 巻くかなと思って。
それも お願いしました。
(大吉)いや でも 本当
僕ら 海でロケして
触れ合うときに
出てきたお母さんのエプロンって
大体 あんな柄なんですよね。
そうですか。
海のお母さんに いがちな柄よね
あの色ね。
ああ よかった。
すごいリアリティーがあるなと
思いながら…。
ありがとうございます。
実は見させてもらってました。
このドラマの中では 京香さん
宮城県のご出身ということで
そのドラマでも 宮城のことばで
せりふをお話しになる場面がある。
その宮城ことばを話すうえで
心がけていることっていうのは
ありますか?
そうなんです。 これがですね
私が宮城ということで
絶対に間違っちゃいけないと
思ったりしてた時期も
あったんですが
実際は 私が演じている亜哉子は
仙台育ちで 気仙沼に
お嫁に行っているので
実際は 台本 見ていただくと
分かるんですけど
私のせりふは
方言になってないんです。
だから イントネーションだけ
ちょっと
仙台のイントネーションを
教えていただいて。
でも 嫁ぎ先の
なんて言うのかな
雰囲気に もう なじんでるから
時々は なまってとか
そういうふうに 今 考えながら
やらせてもらっているとこです。
あと そんなに なまってない
っていうのが
私の同級生たちの意見なんですよ。
宮城に住んでる女性たちは。
だから たまに方言がきつい
再現VTRとか ありますよね。
アメリカの南部で
UFOが出てきたとか
そういうときって 必ず東北弁で
なるじゃないですか。
あれがね 結構 地元の若い女性は
傷ついてたんですよね。
えっ 知らなかった。
だから いつも友達と「私たち
あんなに なまってないよね」って
よく言ってたんですよ。
「どうして そんなに いわゆる
ズーズー弁に
されちゃうのかしらね」みたいな。
だから
そういう意味もあってですね
そこまで なまっていない人も
出てきて
あとは地元で育った 方言を
愛してやまない人も出てきて
っていうふうになるのが
現代の姿かなと思って
それを
くんでくださっているので
訂正されないので
ありがたいと思います。
「もっと なまって」とか
そういうこと言われないので。
地元だからこそ 何か より
難しい面は 必ずありますよね。
そうなんです。 でも 私は
だから 仙台の方言のほうが
耳なじみがあるので。
あと 父方の実家が
登米の近くなんですよ。
登米なんですよ。
だから 登米のほうが
サヤカさんが しゃべってる
方言のほうが
なじみがありますね。
気仙沼と登米は違うし
仙台と登米も違うし
気仙沼と仙台も
すごく違うんです。
へえ~。
こだわりです。
(華丸)
いやいや あります 僕らもね。
小松政夫さんが
よく言ってました。
「武田鉄矢は あれは違うもんな。
本当の博多弁やないばい」とかね。
やっぱ ちょっと違うんですよ。
(大吉)武田鉄矢さんからは
「お前らは 全然違う」って言われて
「はい おっしゃるとおりです」と。
陣内さんは大川で
フミヤさんは久留米でとか
ちょっと やっぱり
ちょっと違うんですよね。
本当にね。
だから 僕らも分かんないです。
宮城のことば 仙台と気仙沼でね。
違いがあるんだっていうのがね。
きょう
教えていただけるんですよね。
京香さんの好きな
ふるさとのことばというのを
教えていただこうと思います。
こちら 宮城ことば。
はい これは どう読むんですか?
(大吉)「ひじゃかぶ」。
はい 「ひじゃかぶ」。
(華丸)将棋じゃないですよね?
それ「飛車・角」ですね。
「飛車・角」じゃないですもんね。
わかります? 華丸さん。
将棋ではないんです。
(華丸)「ひじゃかぶ」?
発音は どうですか?
「ひじゃかぶ ひじゃかぶ
ひじゃかぶ」。
どういうときに使いますか?
あのですね
動詞ではないんです。 名詞です。
(大吉)名詞。
「ひじゃかぶ」…。
かぶかな? お野菜のかぶ?
(華丸)いやいやいや
そのままでしょ。 えっ?
体の一部です。
違った。 お野菜ではなかった。
(華丸)じゃあ 肘やな?
肘。
肘や… 肩。
肩かもしれない。
我々は肩ですけど…。
肘だと思いますでしょう?
「ひじ」って書いてありますもん。
(華丸)ひざ? ひざで ひじゃ。
「ひざかぶ」なんです。
(大吉)「ひざかぶ」。
(華丸)ひざ小僧。
はい ひざ小僧です。
(華丸)「ひじゃかぶ」。 あ~。
「おしょしい」は?
(大吉)次 いく。
私の祖母や おばあちゃんたちが
よく使ってましたね。
今も でも たぶん
気仙沼や登米のシーンでは
出てきてるかもしれません。
出てきてるかな? どうだろう?
「おしょしい」 恐ろしい。
えっ? 恐ろしい。
恐ろしい。 違います。
(華丸)なんか
「しおらしい」とかですかね?
ああ なんか
ムードは近いんですけど。
(華丸)どっちかというと
「おてんば」とかかな。
うちの祖母なんかは
「あら~ おしょしいごと」って
よく言ってたんですよ。
「あら おしょしいこと
ごめんなさい」とか。
(大吉)なんだろ?
ニュアンス なんだろ? それ。
「わざわざ ありがとう」
みたいなことですよね。
(鈴木)それは
謙遜で使っているという感じ…。
謙遜…。
「おしょしいわ」っていう。
はい 「おしょしいわ」。
ありがたい。
ありがとうございます。
そろそろ 正解
言った方がいいですか?
あの… 「恥ずかしい」です。
へえ~ おしょしい。
へえ~。
(華丸)想像もつかないですね
「おしょしい」。
(大吉)「いずい」は 何ですか?
(京香)「いずい」は
これは 本当に
宮城出身の俳優の皆さんとは
よく言っているんですけど
共通語にすべき方言です。
(大吉)博多でね「えずい」って言う。
(華丸)福岡は「えずい」って言う。
これは「怖い」という意味で
「えずか~ あの人は えずか~」
とか言うんですけど
違いますよね? 違います。
(華丸)いずい。
はい。
(華丸)いいことばなんでしょうね。
標準語にするべきって
おっしゃってるってことは。
すごく いろんな意味があって
何か こう いすとか こうだと
「あら いずくない?
大丈夫?」とか。
「あら ずいぶん きれいな靴だけど
先とがって いずくない?」
って言ったりするんですけど。
先が とがって いずいですか?
あと そうですね
何か あの
「わ~ 何か こんなカメラの前で
いずいわ~」とかも言うし。
何か こう
ちょっと歯がゆいというか
居心地悪いとか じれったいとか
あと こう
奥歯に物が挟まっていて
はっきり言いづらいような状況
というか
すごく いろんなことで使える。
いろんなシチュエーションで
使えることばが「いずい」。
宮城ことば
ちょっと 難しすぎます。
難しいですか? はい。 というのも
本番前のオーディションで
われわれ
もう落ちているんですよ。
「ものもらいのこと
何て言うんですか」って言われて。
「博多は 目いぼです」と言ったら
「普通ですね」って。
お話にならないみたいな
感じでした。
期待に応えられなくてすいません。
よく聞くようにしてるんです。
鈴木さん どちらのご出身ですか?
私はね 関東 横浜なので。
ものもらい。
ものもらい そうですね。
宮城だと?
宮城は
「ばか」。
「ばかができた」って言います。
難しいなと思うんですけれど。
この方にも
京香さんについて伺っていまして。
この脚本家にですね
俳優についての
京香さんの魅力を聞きました。
それで お声を
かけさせていただいていますね。
三谷さんに 京香さんのスゴイなと
感じるところを聞きました。
食べきれないんですね。
ずんだ餅やめてくれという歌を
歌いました。
砲丸投げを
やられていたんですね。
…みたいなものが
この辺に感じられる。
でも ずんだ餅ね あんな迷惑
かけていると思わなかった…。
量の話って
おっしゃっていましたよ。
砲丸投げされていたというのは…。
(京香)そうなんです。
(大吉)あ 本当なんですか。
はい。 え~。
陸上部だったので。
(華丸)走るほうかと
勝手に思っていました。
(大吉)てっきり 短距離 中距離
とかかなと思ってたので。
走るのも やりましたし
砲丸投げも やりましたし。
両方やってました。
三谷さんだからね
どこまでが冗談で
どこからが本当なのかが
ちょっと分からなかったです。
だから ハリウッド的だと
おっしゃっていましたけど。
ありがとうございました。
「京香さんの声が大好きで
きょうも
朝から癒やされています」。
熊本県の方ですね。
それからですね 「華大さん
きょう 鼻の下 伸びすぎ。
大吉さん いつもより ワントーン
声が高いです」っていう。
(低い声で)
そんなことないでしょう。
デレデレです。
しっかり仕事覚えないと
島に帰すよ。 ねえ。
お試し期間なんだがらね!
もう それは言わないで。
行ってきます。
続いてのゲストは…
豪快で懐の深い大山主を
演じています。
フフフ…。
モネちゃんから
聞きたいことがあるそうです。
夏木さん 質問です。
私は シメサバと答えたのですが
私は夏木さんが
いちばん好きな食べ物を
知らなかったことに気付きました。
教えてください。
(大吉)さあ
ということで 改めましてね
けさのゲスト
夏木マリさんでございます。
早速ですけれども
いちばん好きな食べ物は?
そうですね 白いごはんかな。
もうね 白いごはんに顔をうずめて
死にたいタイプ。
(華丸)やけどしますよ。
(大吉)モネちゃんの
シメサバっていうのも
ちょっと意外でしたけど。
モネはね 渋いんですよ。 好みが。
大人みたい。
あんなに しっかりした19歳が
いるのかっていうぐらい
すてきです。
(大吉)ご自身が19歳の頃とか…。
(夏木)考えられないです。
ふてくされて
生きていましたから そのころ。
きょう モネ 今ね
スタジオで支度しながら
見てるか
もう撮影入ったかの時間ですね。
(大吉)ちょうど この時間に
皆さん 準備されて。
いつも拝見していました
化粧前で。
この時間は いつも。
はい 「あさイチ」を。
(大吉)そう言われると
われわれのプレッシャーたるや。
本当 あの
夏木さんのファックスから
本当に ことばを
選ぶようになりました。
(大吉)あまり何かね。
(華丸)見られてるんだと思って。
ご自由に やってくださいよ。
きょうだって 西島さんね
部屋の電気 つけたほうが
いいですよ
目 悪く
なりますよとか。
よく見ていて
くださってね。
ありがとうございます。
夏木さんが好きなシーンを
ご覧いただきたいと思うんですが。
実は 清原果耶さんが好きな
シーンも 同じシーンでした。
ライティングかも
しれないですけど。
ヒバは 雨 風 雪に耐えながら
長~い時間かげで
ゆっくり成長すっから
体が ギチッとしてて
緻密で狂いが少なくて
虫にも湿気にも強い。
焦らなくてもいい。
ゆっくりでいいんだ。
(大吉)改めて夏木さんは
このシーンが 何で お好き…。
私も このシーンが好きで
まず 山の神秘に出会ったときに
とてもすごいなって
思いましたし
あと サヤカさんとしては
やっぱり モネの気持ちをくんで
どういうふうに教えて
導いてあげればいいかと
思ったときに
山というところに連れていって
サヤカが行動するということが
すてきだなと思ったんですね。
山のことの例えで モネの気持ちを
前へ持っていってあげるっていう。
初めてモネに ちゃんと教える
シーンだったので
風景と相まって
とても好きなシーンですね。
(大吉)夏木さん自身は
こういう山歩きとか
そういうのは 今までは?
(夏木)もう苦手です。
(大吉)どうしても都会的という
イメージがあるんですけど
あんまり
こういう暮らしというか…。
どっちかというと
インドア派ですから。
(大吉)改めて 山のよさというか
木のよさというのを…。
(夏木)空気がきれいなんですよね。
だから 深呼吸したくなるし。
(大吉)こちらが
メーキング映像ですね。
(夏木)やっぱり さっきのは
ライティングでしたね。
後光がさしているのは。
(大吉)いやいや。
(華丸)言わないで いいです。
自然の光と思っときましょう。
夏木さんって
役を演じるときに
すごく その人物について
ご自身で考えて
例えば 台本などに その情報を
メモしていらっしゃると。
きょうは メモをしたものを
パネルに
まとめさせていただきました。
これ 妄想ですから 私の。
(華丸)監督に言われたとか
そういうことではなくて?
(夏木)
細かい資産とかは
教えていただきましたけど。
こんなことじゃないかなって
お話ししながら
決めていったんですけど。
(大吉)正直 台本に書いてあるのは
例えば 大体の年齢とか。
(夏木)年齢は
書いてあるかもしれないですね。
(大吉)でも ここから先は 全部
夏木さんの妄想というか。
(夏木)この年に生まれた
ってことなので
ググると いのしし年なんです。
(大吉)まずは えと。
で えとが いのしし年だから
たぶん こういう性格じゃないか。
(夏木)きっと でも 安達さんも
そういうことを考えて書いて
らっしゃるんだと思うんだけど
ぴったりなんですよね。
何事にも熱心に取り組み
困難に負けないんですよ。
成し遂げるという しんの強さ。
本当に
サヤカさんみたいな感じですし
そして 星座は9月なので
乙女座。
気遣いがあって責任感があって
きちょうめんですよね。
セット見るとね きれいな
おうちに住んでいますから。
きちっとしていて
計画どおりに物事を進める。
あれだけの森林組合を作ったので
そうだと思いますね。
っていうのを 全部 夏木さんは
イメージして
一個一個 ことばにして全部入れて
演じられているんですね。
ちょうど 私が生まれたのが
1952年なんですけど
1953年ごろに その下の物語が
本当に世の中で
あったことなんです。
(大吉)実際の世の中 世相は
こんなことがあったと。
そんなことがあると ちょっと
登米でも 自分の暮らし方も
変わってくるじゃないですか。
オリンピックが
決まったんだなとか
登米で喜んでたんだなとか
そんなこと…。
伊勢湾台風が起こったんだ
あのときはとか。
(大吉)高校の頃に
東京オリンピックが…。
(夏木)ちょうどあったんですよ。
で 武道館ができたんですね
そのころに。 新幹線も。
そんなことを
バックグラウンドとして
知っておくと 何か楽しい。
全然 これ あの… 現場では
役に立たないんですけど
でも 自分の中でね
履歴書… あると。
(大吉)もっと細かく見ると 結婚で
4回離婚してるっていう設定…。
(夏木)サヤカさん
どうやら そうらしくて
それは 台本には
書いていないんですけど
「どういう人と結婚したの?」と
思ったときに 妄想で書きました。
(大吉)3人目のお相手の影響で
ブロンドヘアに…。
(夏木)山好きなね
ちょっと変わった外国人の方と
ちょっと結婚してみたんですけど。
その人 ブロンドだったんですよ。
それで 影響されて やったら
なかなか便利だなということで
ずっとやっています。
よく サヤカさん 朝 コーヒーが
好きで 飲んでいるんですけど
きっと 4人目は…
本当に あるんですよ
宮城県の有名なコーヒー屋さんが
あって
そこに 私のパートナーが
再婚なものですから
息子がいるんです。
息子が勤めているんですよ。
そこの会社いいなと思って。
コーヒー イコール 仙台と
思ったものですから。
(大吉)そこの若旦那と…。
(夏木)若旦那と ちょっと
結婚してみたんですけど
だめでしたね。
(華丸)まあまあ全部
引きずっているんですね。
(夏木)そうです。 血液型がB型で
影響されやすいんですよ。
ここの設定があるから こうやって
みんな引きずっていくと。
(夏木)はい。 で B型って ほら…。
B型いらっしゃいます?
(華丸)僕です。
(夏木)どこにいても
目立つじゃないですか。
(大吉)鈴木さんもB型。
目立つんですよ。
姫って呼ばれているし
ちょうど ぴったりだなと思って。
(大吉)で 資産の方が…
今回 ぼやかしていますけども
年収とか そういうのも
大体イメージして。
(夏木)山の1年間の利益とか
いろいろな観光収入とかで
年 このぐらいだろうと思って。
想定資産は
ウン億ぐらいあるんですけど
森林組合 作っちゃったからね
分かんないんですよ。
それで ちょっと私財をなげうった
可能性があるんじゃないか。
これ全部 夏木さんの妄想です。
(夏木)そう 妄想。
(華丸)出てこないんですね。
(夏木)何も出てこない。
(大吉)「おかえりモネ」には
そこまで…。
(夏木)ゆくゆく ちょっと
お金 今隠してありますから
出てくるかもしれないですけど
あまり出てこないです。
山の もう 本当 姫って呼ばれて
こぎれいな格好しているのは
実は 経済的にも余裕があって
資産もあってっていうような
そういうふうな
何て言うんでしょうね
妄想履歴書があるからこそ
今のサヤカさんがいると思うと。
(華丸)そういうことやられてる…。
でも 俳優さんって
それ やるんじゃないですか?
(華丸)いや 聞いたことないです。
やりませんか?
僕は 俳優じゃない。
あいつ 漫才師なんですよ。
(笑い声)
(夏木)私 この間 拝見して
すてきな俳優さんだなって…。
いやいやいや 漫才師ですよ
博多弁の…。
指をささないでください。
いや ねえ 皆さん やられてるか
どうか 分からないですけど
ここまで細かくというのは
僕ら 「あさイチ」で
いろいろお話伺ってますけど
初めてです。
そうですか。
何か 結構 履歴書作りが楽しくて
いつも…。
まあ これが できたら
その人を好きになれるから
好きになったときに 役作りって
ちょっと 自分の中では
すとんと落ちるみたいなね。
昔から…
新田サヤカ以外にも 前…
昔のドラマとかでも
ずっとですか?
はい。
え~ 泉ちゃんの
お母さんのときも?
やってます やってます。
名古屋のね。
常に そうやって…。
なんで お酒を好きになったとか
なんで ああいうヘアスタイル
してんだとか そういうことを。
バックボーンを作ってから
入るんですか。
僕らが 「朝ドラ」受けで
サヤカが 能の舞台に
急に黒髪で現れたから
慌てて染めたのかなとか
言ってたら
夏木さんが そうだよ
っていうのは…。
いや だって そうだもんと。
へえ~。
だって ブロンドですから
神聖なとこ行くときは
やっぱりね
黒くしたいなと思ってます。
そういう性格なんだよ
っていうのをね。
きちょうめんですから。
(笑い声)
ありました
乙女座のとこにありました。
すごい細かい…。
きっちりしてるんですね。
続いては 夏木さんが 特に
「おかえりモネ」で大変だった
というシーンを ご紹介します。
メーキングではね
こんな ぼやきもありましたよ。
(内野)あっ そうなんですか。
もう やだわ~…。
(内野)ウソでしょ ですよね。
そうそうそう そうなんですよ。
その笛のシーンが こちら。
♬~
いや~ 改めて聴きますとね…。
いや もう これは大変でした。
1か月で。
はい。 8年ね 言ってましたけど
ぼやいてましたけど
かかるものを
それを短時間でやらなきゃ
いけない
俳優さんって大変だなと
思いましたけどね。
あの 能管というのは
穴が大きくて
何て言うんですかね
どこに口を当てたらいいかが
分かんなくて
まず 音が出ないんですよね。
…つって 指も ややこしいですし。
何か もう
先生には絶望的と言われ。
最初は とても間に合わないんじゃ
ないかっていう…。
だめだと思いましたね。
でも 実際 本番には
間に合ったんですよね。
まあ そうですね。
いや~ すごい…。
そりゃ 髪の毛 染める時間
ないですよね。
でしょ? そうなの。
もう それどころじゃない
やんなきゃいけないから。
その金髪のサヤカの
髪形なんですけれど
夏木さん ふだんから
金髪でいらっしゃって
それを何て言うんでしょう…
サヤカさんの髪形にも
取り入れた
っていうようなことなんですか?
そうです
本当は変えたかったんですけど
あの… 演出部が…
今 来てますけど
演出のチーフディレクターが
それでいいですって
おっしゃってくださって。
(大吉)夏木さんは 黒でも?
「朝ドラ」ですから
黒にしたほうがと 当然思って
お打ち合わせ
行ったんですけれど
いいですと おっしゃって…。
もう そのままでいきましょうと。
だから B型で ほら
あそこのようになっちゃって。
(大吉)こちら お写真がきました。
いや これ ふだんのね。
ふだんでもない…
仕事の写真もあるけど…。
今 ツーブロックになさってる…。
ツーブロックなんですよ。
だから これだけのアレンジが可能
という話だったんですが
今回 打ち合わせで われわれ全員
どぎもを抜かされたのが
夏木さんって 白髪が…。
ないんですよ。
(一同)え~!
だから あの
カラーでもしないかぎり
サロンに行かないので
このごろは まあ 1か月に
いっぺんぐらい行ってますんで
よく行くようになりました。
このブロンドにしてから。
(大吉)体質的に
白髪が生えない?
母もね
もう亡くなったんですけど
90過ぎて
ボチボチになってました。
難しいですもんね
だから 短くすると
やっぱ どうしても
出ちゃうんで…。
そうですよね。
(大吉)本来 白髪が出る方なら
出ちゃうと思うんですけど
夏木さんは白髪が出ないって…。
うん 今のところ ないんですよ。
髪の量も すごく多く…。
毛量が多くて
もうね 学生時代
三つ編みにするでしょ。
縄みたくなってたんですよ。
(大吉)多すぎて?
多すぎて。
だから 今 これ半分で
ちょうどいい感じの量なんですよ。
というのも 今回
子どものころのお写真を
ちょっとお借りしたんですけどね。
まずは この赤ちゃん。
そのころから…。
豊かですね。
剛毛でね すごいですよね。
これ まだ首据わってないぐらいの
時じゃないかと思うんですけど。
(大吉)これは 七五三ですね。
はい そうですね 七五三ですね。
前の毛の厚み。
多いでしょう? 髪の毛。
(大吉)確かに そうですね。
そしてね…。
あら かわいらしい。
すごく そして 当時から
おしゃれというか
七五三のお洋服も…。
いや いいとこじゃないよ
普通のサラリーマンの子なんですけど
母が おしゃれが好きで
右の写真は
お出かけ用なんですけど
必ず お出かけ用の
一張羅っていうんですか
そういう いいのを着ると
町内会に見せて歩きたい子で
必ず見せて歩くんですけど
どうも足が今も弱いんですけど
足が弱いんですね。
必ず転ぶんですよ。
で お出かけは
2番手で 必ず行くっていうね…。
(大吉)汚しちゃうから。
そう。
汚れちゃって 転んで。
だから 2番手で。 これでは
お出かけできないんですよ。
(大吉)これは もう
写真撮る用っていうか
屋内用ということですね。
(華丸)でも ちゃんと 足も
モデル立ちされてますしね。
何ですか? あの ちっちゃい
かわいい小物入れみたいなの。
ねえ かわいいですね。
(華丸)持たないですよね。
父がね 貿易会社に勤務してて
外国とのやり取りの小物なんです。
父の会社のだと思います。
(大吉)で 隣ね お母さんの…。
(華丸)お母さんも おしゃれな…。
母はね
戦争中 こういう顔をしてるから
いじめられたと言ってましたね。
(大吉)ああ ちょっとね
外国の感じありますけども…。
お写真 見させていただいた
かぎりね やっぱ
生まれたときから ずっと
夏木マリさんなんだなっていう。
お母様から受け継いで。
夏木マリさんって どういう…。
(大吉)お母さんの代から もう
夏木マリさんじゃないかって。
(華丸)即席で
できるものじゃないという…。
(大吉)きのうきょうの
話じゃないっていうのは
分かってましたけど…。
そうですか?
(華丸)ああ そっちの。
怖いときのね。
何か ちなみに 湯婆婆の
今 何かやってもらって…。
黙れ?
下の名前なんでしたっけ?
(鈴木)奈穂子です。
「きょうから お前は 『なー』だ!」
みたいな。
(華丸)名前 取られた。
うれしい…。
(華丸)
千尋じゃなくて「千」のように。
いいな~。
うれしい。 取られちゃいました。
(大吉)ときには
ずうずうしさも必要だね。
(華丸)本当 本当。 思い切って
聞いてみてよかった~!
(華丸)僕 あそこが いいですね。
「湯屋一同 心を込めて 引け!」。
(大吉)お前は 言わなくていいの。
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