出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ「笑い旅!今が盛りの万葉の里~奈良 北葛城~」[字]
今回の旅の舞台は、奈良県の北葛城郡。豊かな自然と歴史の中に生きる“知られざる日本一”に出会う旅 出演:笑い飯
番組内容
今回の旅の舞台は、奈良県の北葛城郡。豊かな自然と歴史の中に生きる“知られざる日本一”に出会う▽王寺町・明神山からの絶景雲海▽河合町の人気ブドウ▽広陵町の“日本一”靴下とポイ▽上牧町とっておきコメつくりほか:出演 笑い飯
出演者
【出演】笑い飯,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- スゴイ
- ポイ
- 金魚
- 靴下
- 哲夫
- ブドウ
- 河合町
- 西田
- ペルー
- 奈良
- インド
- スゴイスゴイ
- 歴史
- アカン
- ジンバブエ
- トコ
- ブドウ園
- 広陵町
- 収穫
- 心地
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
担当は水野倫之解説委員です。
うお! きれいやな~。
スゴイね~。
気持ちえぇな これは。
秋の朝 雲海がたちこめる
奈良・王寺町にある明神山。
共に 奈良出身の笑い飯。
寺と歴史が大好きな哲夫さんと
故郷の味を愛する西田さん。
ここは 新しく姿を変え続ける大阪も
古い歴史が残る奈良も
見渡すことができる穴場。
これ なかなかないですよ。
いや 雲湧いてんちゃうねん。
あれ 多分…
あっこ 雲製造機じゃないからね。
全部 あれじゃないの?
違うって スゴイ煙やろ! ほんなら。
今昔ロマンあふれる別天地
万葉の里 北城郡。
わ~。
わ~ スゴイ!
住宅地の中に 古墳が。
(2人)お~。
公園の横に 三重塔が。
笑顔が咲き誇る人気の町は
におうがごとく 今盛りなり。
♬~
今回の「えぇトコ」は…
あ~ 甘い。
歴史の穴場 田園の絶景。
里に伝わる不思議な雑煮。
あ~ おいしい。
こっちでビックリ あっちでドッキリ。
よろずの人が集う人気の里。
あおによし 奈良の魅力が
満ちる 笑い旅です。
4つの町から成る北城郡。
1時間もあれば
大阪市内まで行ける
ベッドタウンとして
知られていますが
実は 深い歴史と伝統が
横たわります。
そんな北城
やって来たのは 河合町。
奈良盆地を横切る大和川が
流れます。
うわ…
沈下橋って何なん?
そう この橋…
天災を受け流す 先人の知恵。
大和川に唯一残る 沈下橋です。
クルマで通るんですか?
え~。
スゴイですね。
え~ スゴ!
幅およそ2メートルの橋を
地元の人は
クルマですいすい通ります。
え~ そんなに通んの? ここ。
ちょっといいですか?
もう慣れてはるんですか?
もう全然普通に?
(哲夫 西田)へえ~。
町の暮らしに寄り添い残る
スゴイもんです。
河合町には ほかにも 知る人ぞ知る
スゴイもんがあります。
あれ…
ブドウ園。
普通の民家みたいやけどな。
ホンマやな。
河合町って ブドウ園があるんやね。
お世話になります。
うわ!
スゴイ!
え~ えっ これマスカットですか?
はい。
うわ~ でかっ。
全部 河合町で。
河合町。
収穫が追いつかないほど人気だという
ブドウを育てる 福田 覚さん。
朝どれの新鮮なブドウを求める人々に
対応するのは 妻の千種さん。
夫婦2人で営むブドウ園です。
何種類ぐらい つくってはるんですか?
12~13種類。
え~。
メチャクチャ つくってはりますね。
今 大人気のシャインマスカットから
バイオレットキングなどの
珍しいものまで
さまざまな品種を手がけています。
そんなブドウ園へ
連れて行ってもらうことに。
行きましょう。
うわ~ スゴイ!
あっ! もう ここが。
すぐ あるんですね。
住宅地のすぐ横
丘一面に広大なハウスが広がります。
ハウスの中へ入ってみると…。
こんな いっぱいあるんですね。
いや~ スゴイ。
旬のブドウの甘い香りに
包まれます。
なるほど。
水はけや日当たりなど
おいしいブドウを育てる条件が
そろっているといいます。
これ 種類は何ですか?
(西田 哲夫)瀬戸ジャイアンツ。
確かに ジャイアンツはね。
早速 収穫させてもらうことに。
今度? いや…
何でよ。
皮が薄く そのまま食べられる
種なしの瀬戸ジャイアンツは
酸味が少なく とても甘いと
人気を呼んでいます。
大きいです。
うわ~ すんません。
今まで育ててくれはったのに。
いえいえ。
えぇトコだけ やらしてもうて。
いえいえ。
これが 瀬戸ジャイアンツ。
河合町の隠れた旬の逸品です。
いや 思いますよ。 売りもんやから
近所の人が買いに来はるから。
それ そのために とってるんでしょ?
いいんですか?
1粒だけ いただいてみます。
う~ん! メッチャおいしいです。
あ~ 甘い。
甘くて みずみずしいし いい食感で。
うれしいわ~。
おいしい。
おいしい。
幸せな気分がしみ渡る甘さ。
わ~お。
スゴ~イ! 色とりどりですね。
これ。
銘柄教えてもらっていいですか?
(西田 哲夫)はい。
食べ比べる時は
爽やかな甘さのものから
濃厚な甘みのものへという順で
味わうのがいいのだそう。
全て皮ごと食べられます。
(笑い声)
形だけ見て言うてるやないか!
まずは 独特の細長い形
ピッテロビアンコです。
おいしい! 甘いんですけど
ちょっとだけ 酸味があるんですね。
何これ? メッチャうまい!
続いて 高級ブドウの代名詞
シャインマスカット。
とにかくおいしいです。
実が大きいから
やっぱり この ジュワ~っとくんのが。
う~ん いや~ スゴイわ。
こちらは 巨峰のような甘さを
皮ごと味わえる ナガノパープル。
弾力スゴイ。 おいしいな~。
そして シャキッとした皮と
強い甘みが特徴のマイハートです。
おいしいわ~。
いやいやいや…。
絶妙な甘さで。
おいしいブドウのために
育て方 収穫など
こだわり尽くす福田さん。
更に おいしい食べ方も
教えてくれました。
茎に近い方から栄養が行き渡るため
上の粒が甘く
下から食べるのがオススメ。
甘いもん好きには 熟しきって
傷む寸前のものが 最高なんだそう。
更に…。
氷水にバッてつけて
1分ぐらいしてパッて食べたら。
いいっすね~ 何か。
パリパリってするし。
うわ~。
味も ギュ~ってこうなる。
地域の人に少しでも
おいしいブドウを食べてほしい。
その思いで 一番おいしくなる
ギリギリまで待って収穫したものを
買ってもらっています。
感謝と愛が詰まった夫婦のブドウは
口コミで大評判に。
しかし それがかえって
申し訳ないといいます。
そうですよね。
それでやっていくと…
…っていうのが一番。
うれしいですね。
つくっててよかったって思うのは そこ。
(2人)ふ~ん。
へえ~。
「おいしい」の声で 更においしくなる
河合町の甘い宝石です。
続いては 広陵町の南郷へ。
お~。
環濠集落?
戦国時代 周囲に水路を掘って
敵を防いだ環濠集落。
奈良県には
今も数多く残っています。
そんな集落の中で
懐かしい物に出会いました。
ここは 何やろ。
こんにちは。
こちらは 何なんですか?
あっ あの…
そう 金魚すくいに使うポイ。
金魚の産地 大和郡山が近く
つくられるようになったという
隠れた名産です。
どれぐらいの量 つくってはるんですか?
え~っと まあ 大体…
スゴイな~。
日本一!
全国の6割以上をつくるという
ポイ職人 杉本勝久さん。
コロナ禍でお祭りが
ほとんどなくなってしまいましたが
いつ再開しても 子供たちが
楽しめるようにと つくり続けています。
そんなポイづくり 簡単ではありません。
まず ここに のりをつけます。
のりをプラスチックの枠につけ
紙を貼ります。
実は ポイの紙は 特別につくった和紙。
丁寧にならして
均一に張らないとシワができ
すぐ破れてしまうそうです。
根気と経験がものをいう
職人の手仕事。
そうそう そうそう。
まさかですわ~。
金魚すくいの全国大会でも
使われている
杉本さんのポイのように
なかなかうまくできません。
あ~ やっぱり ちょっと
シワ寄ってしまうな~。
シワなく ピンと張った
杉本さんのものと比べ
その差は歴然です。
そんなポイ 実は 紙の厚さに秘密が。
へえ~。
金魚の大きさや遊ぶ人の年齢に合わせて
4種類の厚みがあるのだそう。
そこで
金魚すくいをして
厚さの違いを
確かめてみることに。
難しい 7の方から。
一番薄いやつ。
そうですね。
そうそうそう。
せやわ~。
よ~し よしよしよし
あ~ 破れた! あ~ アカン。
焦って早かった。
う~ん 早なったらアカン。
続いて 金魚すくいは
自信があるという西田さん。
あっ いいんちゃう。
すくえた。
お見事! しかし 後が続きません。
あ~ こうやってる間に
もうもう 何か… あ~。
もう ぼちぼち
おっちゃんに怒られるやつや。
もうえぇで。
あ~ アカン。 広がった。
もうえぇ もうえぇ言われるやつ。
アカンわ。
見かねた杉本さん
日本一のポイ名人の腕を
見せてもらいます。
あれ?
(西田 哲夫)あ~!
杉本さん ポイづくり名人で
金魚すくい名人ではありません。
そして いよいよ
一番紙が厚い4号でチャレンジ。
お~ スゴイスゴイ。
おっしゃ~ おっしゃ~。
お~ スゴイスゴイ スゴイスゴイ。
あ~ スゴイスゴイ 4号スゴイ。
わ~ スゴイスゴイ。
おっしゃ~。
さすが4号や。 来た来た 来た来た。
あ~ スゴイ。
なんと ポイを破ることなく
8匹も すくい上げました。
すくって喜び 破れて悔しがる。
ポイは 人々の思い出をつくってきた
大切な文化です。
一生に1回2回は。
うわ~ 何か でも
子供に今度やらす時 自慢できますわ。
そうですか。
これ つくってる人
知ってるでって言えますやん。
人知れず 今日もポイをつくり続ける。
金魚すくいのにぎわいが戻る日は
もうすぐです。
(2人)おお~。
スゴイ。
うわ~ これスゴイね。
壁とかないんやね。
何にもないな~。
公園の隅に
ひっそりとたたずむ 三重塔。
飛鳥時代に起源を持つといわれる
百済寺です。
あっ そうか~。
観光客でにぎわうこともない
知られざる古刹。
町の暮らしの中に溶け込んでいます。
な~!
ねっ!
そんな広陵町に
昔からある日本一を もう一つ…。
靴下。
お邪魔しま~す。
やって来たのは 靴下の工場。
うわ~。
いろんな機械がありますね。
そう 広陵町は靴下も日本一!
全国のおよそ4割 年間2億足以上
つくられています。
出張耕平さんは 故郷の伝統を受け継ぎ
今も現役の父 康彦さんと共に
最高の履き心地を持つ靴下を
目指しています。
出張さんのこだわりは
あえて 昭和の時代から使い続けている
古い機械で編むこと。
ゆっくり糸を紡ぐことができる
機械のおかげで
ふんわりした履き心地と
ほかにない色合いを生み出せるのだそう。
とり出すと…。
そうなんです。
こうやってつながってんねや 靴下。
筒状に長く編まれた靴下は
一つ一つ 丁寧に
手で切り離し 製品にします。
最高の履き心地のため
こだわることが もう一つ。
一見同じように見える3足の靴下。
実は 素材となる綿が違います。
さまざまな産地の綿を使い 目的によって
履き分けられるようにしました。
ペルーのコットンなんです。
ペルー。 はい。
(笑い声)
疲れた足を優しく包んでくれる
ペルーの綿。
これ ジンバブエのコットンです。
ジンバブエ。
え~ うわ~
あっ ちょっと違いますね。
張りがあり スポーツに向いているという
ジンバブエの綿。
今度は インドなんです。
インド?
インド? 違うな~ もう
ホンマ優等生って感じで。
抜群の肌触り 長時間履いても
気にならないインドの綿。
年齢の順番で言うたら
アウトローな方がモテるみたいな時期は
これです。
ほんで 受験の時 これです。
…で 高学年なって
やっぱり優しい男の方が
モテるってなったら これです。
ペルー。
うん ペルー。
ジンバブエ インド
ペルーかも分からないですね。
男の子が 世間を
分かっていく順番って言ったら そう…。
質のいい綿を 惜しみなくたっぷり使う。
靴下の町には 昔かたぎの
履き心地を追い求める心が残っています。
広陵町の新しい住宅街に
囲まれた場所に
古い歴史が
静かに眠っています。
スゴイな~。
実は 暮らしのそばに
古墳がたくさんある北城。
ここ 牧野古墳も
その一つです。
真っ暗やて。
そんな気軽に行くもんなんか
古墳って ほんで。
古代のロマンが大好きな哲夫さん。
入りたくて しかたありません。
うわ 何か もう
洞窟のやつやん これ。
許可を得れば入ることができる牧野古墳。
一体 その中は…。
わあ~。
ほら スゴイ! これ 石の組み方 ほら。
及び腰の西田さん。
どんどん進む哲夫さん。
全長17m。
その突き当たりには…。
ここ お~…
そう 古代の石棺です。
いや これ スゴイで。
この ほら 積み上げてる この石の
このでかさよ!
う~ん…
(笑い声)
令和と飛鳥が交じり合う 万葉の里です。
今昔ロマンあふれる 北城の旅。
ここ 上牧町の五軒屋集落も
その一つです。
こういう 昔ながらの集落があるんやね。
ねえ。
えぇトコやね。
幹線道路を1本入ると
周囲の喧騒とは無縁の
静かな町並みが現れます。
こんにちは。
こんにちは。
笑い飯といいます。
ありがとうございます。
すごい ホンマにえぇトコですね この辺。
ここはね…
集落を抜けた所に
オススメのものがあるのだそう。
お~。
これが もう
一番僕が好きでね。
生まれた時から
全く変わってないんですよね。
へえ~。
へえ~。
二上山に守られた この地で
生まれ育った 浅井貞夫さん。
仲間と共に こだわりの米を育てています。
清き水と 粘りのある土
穏やかな気候のおかげで
おいしい米が出来るといいます。
五軒屋に今も大きい家が残っているのも
たくさん米をつくってきた
豊かさの証しなんだそう。
故郷 奈良で米をつくっている哲夫さん
是非 食べてみたいとお邪魔しました。
いや~ ありがとうございます。
奈良を代表する銘柄
モッチリ感がたまらない
ヒノヒカリのごはんです。
甘くて おいしいです。
ひとかみで甘いですね。
あ~ おいしい。
おおきに ありがとうございます。
うん 香りもいいですね。
うわ これだけでいけるわ。
あの風景で出来た お米ですからね。
おいしないわけないですもんね。
続いて 出してくれたのは。
ありゃ~。
もち米もとれる この地では
雑煮は正月に限らないといいます。
きな粉 ついてくるんですね。
ね~。
そのまま食べてもおいしいお餅を
わざわざ おわんから出して
きな粉につけるのが
古都 奈良ならでは。
一緒ですね。
そうですか。
そう!
ビックリされるんですよ いつも。
令和の今も愛される 驚きの雑煮です。
う~ん。
おいしい。 これ やっぱり…
(笑い声)
浅井さん 若い頃は
憧れの新幹線の車掌。
ここ 五軒屋から
通い続けました。
退職後は 憧れの米づくり。
大好きな景色の中で
第二の人生を楽しんでいます。
昔ながらの 全く手付かずの状態で
だから 今もこうして
おいしいお米がね
出来るんだと思いますんでね
このまま ずっと
残ってほしいなと思ってます。
♬~
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