土曜スタジオパーク『鎌倉殿の13人』特集▽ゲスト 佐藤浩市[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

土曜スタジオパーク『鎌倉殿の13人』特集▽ゲスト 佐藤浩市[字]

坂東武者のキーマン、上総広常を演じる佐藤浩市さん。役柄への思いや撮影裏話などを伺います。役者だから唄える“役者唄”活動を紹介。ドラマ『オリバーな犬』続編の行方も

番組内容
坂東武者のキーマン、上総広常を演じる佐藤浩市さん。強大な兵を率い、敵か味方かミステリアスな存在だが、愛らしい一面も。役柄への思いや舞台裏エピソードなど、見どころをじっくり伺います。豪華な共演者たちから、あんなこんな裏話が寄せられた!還暦を迎え、役者だから唄える“役者唄”の活動も。話題を呼んだドラマ『オリバーな犬』続編の制作が決定!気になる行方は…。
出演者
【出演】佐藤浩市,【司会】近藤春菜,足立梨花,石井隆広

ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

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  16. 現場
  17. 大泉
  18. ゴルフ
  19. 役者
  20. 三谷

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

佐藤≫

ここにいるのは
みんな武衛(ぶえい)だ。

俺のことを武衛と
呼んでいいんだぜで

おなじみの佐藤浩市です。

上総広常≫この戦

俺がついたほうが勝ちだ。

石井≫きょうの土スタは
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

特集。
ゲストは、御家人の筆頭格

上総広常(かずさひろつね)を
演じる佐藤浩市さん。

御家人たちの中でも

最も危険で
最も頼りになる、つわもの。

頼朝の命運を握るキーマン
上総介の魅力に迫ります。

広常≫武衛。

そして豪華な共演者たちが明かす
舞台裏エピソードも盛りだくさん。

佐藤さんが出演する話題作の
続編が制作中。

オダギリジョー監督から
撮影秘話が。

さらに、役者ならではの唄
熱い思いとは。

♪~(「横浜
ホンキー・トンク・ブルース」)

それでは「土曜スタジオパーク」
始まります。

近藤≫こんにちは。

「土曜スタジオパーク」
始まりました。

きょうのゲストは
大河ドラマ

「鎌倉殿の13人」
から

上総広常を演じている
佐藤浩市さんです

よろしくお願いします。
佐藤≫よろしくお願いします。

近藤≫なかなか1時間の
生放送のバラエティーに

佐藤さんが出ていただけるなんて
うれしいんですけど。

佐藤≫緊張しますよね。
近藤≫浩市さんが?

生放送ですからね。

佐藤≫生放送でカメラの向こうに
どれだけの人がいるかと思うとね

ぞっとしますよ。

近藤≫きょうは楽しんで
いただければと思います。

早速ですが、こちらのほうに
行きたいと思います。

「きょうのワンショット」。

浩市さん
取れたての写真いただきました。

こちらです。
きれいな夕日ですね。

佐藤≫千葉の内房のほうから
見ると

夕日がきれいに見えるんですよ。

近藤≫

きれいなスポットを
知っていらっしゃって

そこで撮っていただいたんですね。
めちゃくちゃいい写真ですね。

佐藤≫逆にこれを撮っている

俺がいるということが
恥ずかしいですけどね。

足立≫おしゃれですてきです。

近藤≫イメージがあるというか

むしろ撮っていらっしゃる写真を
いただきたかったですね。

こういう夕日とか
きれいなものがあると

撮られるんですか?

佐藤≫大体やっぱりね。

僕自身がお写真を撮られるのは
あまり好きじゃないんですよ。

キャメラってね。
カメラ、ごめんなさいね。

石井≫上総介も千葉県ですよね。

近藤≫きれいなお写真
いただきました。

足立≫浩市さんは18年ぶりの
大河ドラマご出演ということで

反響がものすごくあって

たくさんメールが
きているんですよ。

一部ご紹介させて
いただきたいと思います。

岡山県の方からです。

一緒に「鎌倉殿の13人」を
見ている小学6年生の息子が

登場人物の中で上総介が

いちばん好きだと言っております。

かっこよくて、いいやつだから
だそうです。

わが子ながら渋好みだなと

おかしいやら、魅力的な
上総介なので納得やらです。

ときています。
近藤≫小学6年生の子がね。

佐藤≫確かに渋好みですね。
近藤≫分かって

いらっしゃいますね。
足立≫静岡県の方です。

今回の上総介殿を見ていると

随所で「新選組!」の芹沢鴨の
ことを思い出すのですが

もしかして、もしかしなくても
意図的なものなのでしょうか。

昔のあれこれを思い出して

胸が熱くなったり

胸が痛んだりしています。
三谷さんは絶対に

佐藤さんのことを

かっこよくかわいく書けるは俺だ
と思って脚本を書いているのかな

と思います。
魅力的なシーンばかりで

ほほえんでしまいます
ときています。

佐藤≫最初に
こういただいたときに

これは鴨じゃねえかと。
近藤≫ご自身でも思われましたか。

佐藤≫自分でやったことを

オマージュというのは
変なものいいですけれど

そういうものを
三谷さんとか制作サイドから

伝わりました。
近藤≫三谷さんが

書かれているからこそ
イメージが重なるものとか

いろんなしゃべり方とか。
佐藤≫ひょうたんを

持っていますけれど

芹沢鴨もひょうたんにつまずいて
切られてしまうんですよ。

演出家の方も、こういうものが
あるんですけれどと

馬上で飲んでいただけませんかと。

近藤≫そういう
近づき方なんですね。

足立≫一丸となって寄せにいこう
としているんですね。

近藤≫見ている側も楽しいですね。
石井≫生放送中も

右上のQRコードから皆さんの
メールを受け付け中です。

番組を見てのご感想や気になった

佐藤浩市さんのことばなど

もっと聞きたいことなど
お寄せください。

いよいよ前半の山場に
差し掛かっている

「鎌倉殿の13人」なんですが
浩市さん演じる上総広常に

注目して振り返ってみます。

頼朝軍は
挙兵してすぐ平家方に惨敗。

再起を図るため頼ったのが
上総広常でした。

坂東屈指の大物です。

広常≫頼朝についたら、どんな
得があるのか教えてくれよ。

俺の軍勢を見ろ。

上総介は2万の兵を引き連れ

その力を誇示するかのように
頼朝を待たせて参上します。

頼朝≫帰れ。

広常≫は?

頼朝≫礼儀を知らぬ者とは
天下草創の志を同じゅうできん。

じらして己の値打ちを
つり上げようとしたか。

笑わせるな。

さっさと帰れ!

あわよくば頼朝の命さえ
狙っていた上総介。

頼朝を棟りょうの器と認め
仕えることを決意します。

広常≫なかなかの男よのう
源頼朝。

これで平家も終わったぞ!

百戦錬磨の上総介の加勢により
一気に形勢は逆転。

頼朝はついに鎌倉殿となって
御家人たちを従え

平家打倒に動き出します。
しかし…。

木曽≫これは正義の戦である!

源氏の一門である木曽義仲が
先に上らくを果たし

京から平家を追い出します。

頼朝≫義仲に先を越された。

平家を滅ぼされたら
わしの出る幕がなくなる。

焦った頼朝は
義仲を追い落とそうとしますが…。

千葉≫何故
義仲と争わねばならんのだ。

岡崎≫俺たちは
鎌倉殿の駒じゃねえんだ!

源氏の身内争いに
御家人たちが反発。

真っ二つに。

鍵を握るのは、上総介。

義時≫あの方々から誘われたら
乗ってやってほしいのです。

広常≫どういう了見だ。

義時≫鎌倉殿のことは
気になさらず

御家人たちの味方に。

広常≫待たせたな。

三浦≫広常じゃ

上総介広常が来てくれたぞ。

反頼朝派に加わった上総介。

分裂した鎌倉殿と御家人たちの
行く末は、いかに…。

近藤≫ちょっとダイジェストで

ぎゅぎゅっと
見ていただきましたけど

本当にあしたどうなるのか
気になるところですが

まず、あまり知られていない
上総介を演じるにあたって

心がけたこととかありますか?

佐藤≫鎌倉の時代的な

背景もそうですし

ワードとしても
坂東武者だけだったんですよね。

関東のですね、そこら辺の部分と

三谷氏が書くのであれば
たぶん癖のある役になるだろうな

ということで
そこら辺は。

そういうものしか僕のとこには
持ってこないので。

近藤≫自由にやりやすかったと
いうところはあるんですか?

佐藤≫ある程度
自由さはありましたね。

三谷さんの大河というのは
あまりしゃくし定規にね

いわゆる時代劇、時代劇では

ないのでね
現代風な要素も

盛り込みながら
ある種、見やすく笑いもあって

その中に現代にも通ずる
ヒエラルキーとかそういったもの

を盛り込んでくるという
おもしろさがありますのでね。

足立≫今回、三谷さんと
お話をされたりしたんですか?

役について。
佐藤≫僕はしていませんけど

小栗君や主役はやっぱり
しているでしょうしね。

石井≫台本を読んでから
役に取り組むという感じですか?

佐藤≫ぱっと読んで鴨じゃんと。

なぜか、せりふの

台本だから三次元だけど

言い回しというか

江戸弁なんですよね。

近藤≫べらんめえというかね。

佐藤≫そういうふうにしたかと

いう感じで。

近藤≫そこも楽しみながらですね。

石井≫ここで上総介を取り巻く状
況をおさらいしたいと思います。

源頼朝
は鎌倉殿となりまして

御家人をまとめて
平家打倒を本格化させていきます。

上総広常は
御家人たちの筆頭格として

誰からも一目置かれる存在です。

そして主人公の北条義時
不満の絶えない御家人たちと

源頼朝の間を取り持つべく
奔走していきます。

そんな中ですね
源氏一門で、覇権争いが

勃発してしまうんです。

源頼朝

先に上らくを果たした木曽義仲

そして、武田信義

3人での覇権争い

いわばこの身内争いに
巻き込まれたくないと

御家人たちは真っ二つに
分かれてしまうんです。

上総広常は反頼朝派に
加わるんですけれど

その真意はいかに。

今後の展開は
あすへとつながっていくと

いうことなんです。

佐藤≫あしたは、ぎゅっと
凝縮されています。

石井≫ここからは浩市さん演じる
上総広常の魅力をキーワードで

ひもといていきます。
まずはこちらです。

義時≫これだけは
分かっていただきたい。

我らは坂東武者のために
立ち上がったのです。

広常≫つまり
頼朝はお飾りというわけか。

義時≫そういうことでは…!

広常≫お前は今そう言ったんだよ。

小栗≫ある意味自分にとっては

今回の北条義時という役を
やっている自分を

…と思うような感覚が
あったシーンではありますね。

最初のころは本当に…

…みたいな人だと
思っていたと思うんですけど。

なんか義時は困り事があると
気が付くと

上総介のところに行って
自分は、こう思うんですけど

みたいな話をすると、いつも…
本当に彼にとっては

よき相談相手というか。
広常≫強気でいこうぜ。

武士(もののふ)なんてもんはよ
結局、度胸があるやつに従うんだ。

義時≫そういうものですか。

小栗≫変な話
頼朝といるときよりも

少し楽に会えているような感じは
あったんじゃないかなと

思いますね。

上総介は
誰からも一目置かれる存在。

広常≫いつまでも
ガタガタ言ってんじゃねえよ。

小四郎
頼朝の考え、聞いてこいよ。

俺たちは、それに従う。

義時≫ありがとうございます。

広常≫それでも、とやかく
言うやつがいたら俺が相手だ。

戦場でも頼れる男。

義経≫経験もないのに

自信もなかったら何もできない。
違うか。

広常≫いいか、小僧。

義経≫無礼者!

広常≫戦ってのはな
一人でやるもんじゃねえんだよ!

身勝手な振る舞いが、全軍を
総崩れに追いやることだってある。

決められたことに従えねえなら
とっとと奥州へ帰れ。

頼朝≫九郎、気持ちは
よう分かるが、ここは控えておれ。

大泉≫ものすごく大きな力を
持った人なんですよね。

実際、ご本人は
ものすごいフレンドリーな方で

楽しくお話させて
くれるんですけど

共演するときには、やっぱり…

そのときの自分のレベルというか

こんなふうにやろうぜみたいな

打ち合わせってのは
まずないんですよ。

浩市さんとするときっていうのは
もう本当に自分の

いちばんいいお芝居を引き出して
もらえるとは思いますね。

近藤≫なんか小栗さん、大泉さん
のインタビューを見ていると

役を通して浩市さんに
認めてほしいというような

全身全霊でぶつかっていく
浩市さんに

という感じがしたんですけど。
佐藤≫そんなこと

思ってないですよ。
カメラが回っているから。

近藤≫インタビューではすごい
真摯にそういう思いが

伝わってきましたし

役の中でも

頼朝も頭が上がらないカリスマ
カリスマの人という

感じなんですよね。

佐藤≫まあ…

2万も兵がいたかどうかは
それは分からないですけれど

かなりの軍勢を率いていたという

ことで、一目置かれていた
と思うんですけれどもね。

近藤≫ひと言発することに
みんなへの影響力もすごいですし

かっこいいですよね。

足立≫思わずかっこいいと
言ってしまう。すみません。

石井≫渋くひと言パッと言う
かっこいいですね。

近藤≫義時にとっては
よき相談相手で

そういう役柄ですよね。

佐藤≫その関係性が構築される

ことによってドラマが、今後
回転していくというか

展開していくというか。
足立≫小栗旬さんとの共演は

どうでしたか?
佐藤≫小栗君と本当に

いつだったっけな
「スキヤキ・ウエスタン

ジャンゴ」

それも、おもしろいことに

源平に分かれた、なぜかそれも
全編英語でウエスタンなんですよ。

モチーフは源平なんですよ。

僕に殺される役が小栗君
だったんですよ。

今、現場で見て座長として
自分がどういるべきか

スタッフキャスト
隅々まで

ちゃんと見ているんだなという

そこら辺のところがうかがえて
いい座長になられたな

と思いましたけれどもね。
近藤≫今、小栗さん

うれしいでしょうね。

足立≫だとしたら、大泉さんも
僕もとおっしゃると思います。

大泉さんはいかがでしたか?

佐藤≫大泉君とも多いですよ。

いちばん最初は
三谷さんだったかな。

それから、ほかの映画とか
ごいっしょさせていただいて。

近藤≫印象的には?

佐藤≫大泉洋ですよ。
<笑い声>

近藤≫印象は大泉洋。

大泉さんは大泉さんにしか
できないし。

佐藤≫大泉洋という
1つのキャラクターというか

そこにがっと役が寄ってきて

それに対して、お客さんが
違和感がないという

そういう数少ない役者さんの
1人じゃないですかね。

足立≫ふだんとかも
撮影の合間とかって

お話されたりするんですか?

佐藤≫まあ、たぶんあとで
出てくると思うんだけど

大概、ゴルフの話しかしてない。

近藤≫そうなんですか?
大泉さんとはゴルフの話?

佐藤≫座長とも

ゴルフの話しかしてない。

近藤≫みんなやってるんですかね。

佐藤≫制限も自分の中で

あるんでしょうけれども
ゴルフはお好きみたいですね。

近藤≫落ち着いたら
一緒に回ろうよ、みたいな。

佐藤≫そうですね
これが一段落したらという感じ

じゃないですかね。
近藤≫楽しみでは

ありますけれどもね。
足立≫まさかのゴルフだったとは。

石井≫続いて、上総介の魅力
2つ目のキーワードです。

広常≫総大将は誰がやるんだ。

義時≫陣立てについては
武田殿と相談をして。

広常≫俺がやってやるよ。
義時≫上総介殿が?

広常≫見栄えが大事なら
俺だって身なり整えりゃ

それなりに見える。よろしくな。

頼朝≫生まれてくる子の
乳母(めのと)だが…。

比企殿に頼むことにした。

比企≫身に余る誉れにござる。

広常≫何で、こいつが。
武衛、どうせなら乳母も俺やるよ。

大泉≫一個一個が…

普通の役者がやったら、もっと
ただただ強くて怖い人に

なるのかなと思うんだけど

浩市さんがやることによって
上総介というのが

とっても魅力的な

かわいらしい一面も

たくさん見れているなとは
思いますよね。

勘違いから生まれた愛らしさも。

広常≫俺は佐殿なんて
呼ばねえからな。

三浦≫唐の国では
親しい人を呼ぶ時に

こう言うらしいです。武衛。

実は、武衛とは
佐殿よりもさらに敬う呼び方。

頼朝≫みんな、やっておるかな。

広常≫こっちに来いよ、武衛。

みんな武衛だ。

頼朝≫それはどういうことかな。

広常≫いいんだよ、俺のことも
武衛って呼んでよ。

山本≫青春時代、僕らにとっては
を知ってくれている

浩市さんがいるっていうのは…

浩市さんも、耕史がいてくれて
すごい助かったよなんて

なんか言ってくださったりして。

現場がよりふわっと
いやすくなったりとか

なんならお芝居に
もうちょっと深みを

持たせてくれたりとか。

本当に実際、武衛という
こんな呼び方がありますよって

いうシーンは、ある意味
信頼関係がそういうものを

生んだのかなっていうのは

浩市さんがいたから
かないましたよね。

上総介には
こんな、けなげな一面も。

義時≫お孫さんの手習いですか?

広常≫俺が書いたんだよ。
義時≫これは、ご無礼を!

広常≫若い頃から戦ばかりでな
まともに文筆は学ばなかった。

京へ行って公家どもに
ばかにされたくねえだろ。

だから今のうちに稽古してんだよ。

人に言ったら殺す。

近藤≫いや本当にキャラクターが
表れているシーンだと思います。

読み書きのお稽古も
けなげでかわいらしいなと

思うんですよね。
佐藤≫最初押し出しが強い

きつい、そういうキャラクターで
がっと出る中で

なんかこうさっき言った
小栗君との関係性も含めて

何かこう人間の温かみというか
弱い部分というかね。

ちょっとぐっとくるというか
そこら辺の楽しいところ

そこに深みが欲しいねなんて

演出家の

大畑さんと話をしていて

それを三谷さんが受けて

読み書きのシーンも。

近藤≫追加ですか?

佐藤≫追加というか
そういう趣旨を書いてくれて

演出家の大畑君と
おもしろさというか

そういうところで。

当然、読み書きができないわけで

はなくて
得手ではないということで

若いころから戦ばかりで
京に登ったとき

頼朝に
恥もかかせられないし

自分も恥をかきたくないから
一生懸命手習いやっているんだよ

という姿がね

やっぱり義時にも
何かうつるものが

感じるものがあったという。

近藤≫人柄が
すごく出ているシーンで。

足立≫視聴者の皆さんも

印象に残っているようで

手習いのシーンは

イラストをいただきました。
神奈川県の方からはカラーで

描いていただきました。
そして千葉県の方からは

義時のよき相談相手のイメージと
いう感じで

描いてくださったんでしょうか。
すてきな絵をいただきました。

石井≫いかがですか?
佐藤≫うれしいですね

あしたの回では、さらに

上総介が棟方志功氏のように

床にはいつくばって
書いているんです。

そういう絵に

してもらってもいい?
近藤≫あした見たあとに

もう1回そのシーン
描いていただくと。

足立≫もう一度
イラストお願いします。

近藤≫武衛(ぶえい)という

呼び方をするシーンも
すごくおもしろかったですし

かわいらしさが

出ていましたけれど

あれを撮る前は

山本さんとお話しされた

んですか。

佐藤≫耕史君がだったら

このせりふがなくても

アイコンタクトだけでも
いいんじゃないかと

どこの部分だと僕も忘れちゃった
けど

その中でもう少し簡素になったん
ですよ、台本より。

それでも武衛って呼ばないんじゃ

ないかなというふうに
逆に思わせておいて

いきなり武衛と言う
形になったんですよ。

近藤≫本当に

間とかがコメディーという感じで
おもしろいですし

大泉さんの受け方も
きょとんとして

最初呼ばれて、うれしい感じとか
いいシーンですよね。

佐藤≫彼はプロなのでね
西田敏行さんと大泉洋は

しっかりと
受けて持っていくという

大泉洋はしっかりと受けで
持っていくという感じですね。

近藤≫やられているときどういう
思いで演じられたということは

ありますか?
佐藤≫いいのかなと。

石井≫その後も武衛、武衛と。
佐藤≫多かったですよね。

全然オンエアより前に
撮ってるのでそんなに

お客さんにうけたということは

三谷さん、知らないわりに確信犯

武衛、武衛
結構、連呼するような

本がきましたね。
また言ってるという。

近藤≫でもしっかり
話題になっていましたね、さすが。

足立≫山本さんがおっしゃって
ましたが2004年の

「新選組!」のころから

ごいっしょされて

おつきあいは長い、信頼関係が

あついとおっしゃっていましたが
感じる部分はありましたか。

佐藤≫耕史君とふだん

耕史、耕史と言ってるけれども
耕史君とは

こういう言い方も変ですけれども
同じ釜の飯を食った

という「新選組!」みたいな
話ですからね。

どちらかというと
現場はむさ苦しいだけですよ。

その中でみんなで
18年前、撮影では終わってから

飲みに行くぞと言って
飲みに行って

少々遅い時間でも
それからみんなで飲みに

行ったりということは
ありましたし、毎年

終わってから、忘年会、
「新選組!」忘年会みたいな

ことをやっていて

年末に。

それでもやっぱり
大体そうはいっても

2年3年すれば1人欠け2人欠け

皆さんお忙しいわけだから

そうなるんだけど
「新選組!」の忘年会だけは

毎年毎年みんな

ちゃんと山本耕史が
全員に知らせて

そこで、みんなその日に集まって

久しぶりって。
それはもう俳優だけでなくて

当時のスタッフも。

石井≫かなり三谷組の絆が
深い感じですね。

佐藤≫そうですね

こういうご時世になる前までは

年末集まっていて。

そこで、またみんなの顔を見ると
安心するみたいな。

そのときのまま、18年前の

まんまの空気感でしゃべる、
珍しい番組じゃないですかね。

石井≫
「鎌倉殿の13人」

あすの夜も激しい展開の予感です。

頼朝≫今こそ天下草創の時。

≫御所に攻め入り
頼朝の首を取る!

政子≫これは
どういうことですか。

≫八重さん!
≫御家人なんざ使い捨ての駒だ。

≫鎌倉殿に盾ついた大悪人なり!
比企≫ここは、戦うのみ!

義時≫同士討ちしている時では
ございません!

大泉≫それこそ本当に
浩市さん演じます…

山本≫だまされたと思って…

足立≫気になる。

佐藤≫
ハードルを上げるなよハードルを。

近藤≫神回とおっしゃってい
ましたけれども浩市さんとしては

いかがですか。

佐藤≫どうなんですかね。
どのような運命が待っているのか。

まあ、たぶんトイレに立つことは
できないと思います。

近藤≫もう見逃せない
まばたきもせず。

足立≫まばたきしないと
見えませんけれども

そのぐらいの勢いで。

石井≫ぜひご覧ください。

ここからは

佐藤浩市さんのさらなる魅力に

迫っていきます。まずは

「鎌倉殿の13人」で共演する、
小栗旬さんと山本耕史さんに

実際に伺いました。

山本≫そんなのやっぱ
浩市さんの時代なんかね

日常茶飯事みたいなところ
ありますから。

浩市さんはね
最強伝説もありましたし。

そんな話を聞くと僕らは
わくわくするわけですよね。

佐藤さんって「超かわいい」!

小栗≫1回浩市さんが
唇の横を腫らしてきた日があって。

そのときはなんか前日に…

…っていう話を
浩市さんがしてたんですよね。

チョコパイを温めて
きっと楽しみにして食べたら…

近藤≫意外なエピソード

出ましたけれど

チョコパイはお好きなんですか。

佐藤≫食べてみたかったんですよ
一度。

近藤≫おいしそうだなと思って。

佐藤≫買って

温かいじゃないですか。

温かさを
帰って、しばらく

置いておいたんですよ。

そうだこれ温かかったよなと
思って

レンジで30秒だけ
チンしたんです。

食べたら中のチョコレートが

たらっときて熱い熱いとなって
びっくりしちゃって

すぐ拭いてでも
やけどしちゃって。

近藤≫それで木村さんに
電話したんですか。

佐藤≫電話した。

近藤≫小栗さんのジョークですね。

初めてのチョコパイで。
佐藤≫加減を知らなかったんです。

近藤≫30秒で
そうなってしまうんですね。

足立≫甘いものが
お好きなんですか。

佐藤≫甘いものが大好きなんです。
お酒もたしなむ程度ですけれど。

近藤≫絶対に
たしなむ程度ではない。

佐藤≫じゃない、ごめんなさい。

近藤≫両方いかれるんですね。

佐藤≫逆にお酒を飲んで
家飲みが今多いじゃないですか。

家飲みで飲んでいて

お酒の量も自分でセーブできるし

ごはんを食べながら
晩酌なんですよね。

それが終わると
必ず甘いものが欲しくなるんです。

近藤≫締めに。

佐藤≫必ず冷凍庫の中には
アイスがあるし。

それも10秒ぐらいチンしてね。

アイスは冷凍庫だとかちんかちん
になりすぎているから

チンすると

外側がやわらかくなってね。

近藤≫かわいらしい。
そんなこだわりがあるんですね。

次回はチョコパイmo失敗せずに

ね。
10秒ぐらいでね。

石井≫いちばんいい状態でね。
近藤≫いちばん気になるのは

最強伝説ですね。
お酒の席で聞いたりということは

あると思いますけれど

生放送で言える…ありますか。

佐藤≫1つもありません。

生放送で言える範囲のものは
1つもございません。

近藤≫スターは…。

佐藤≫そういう時代でもあった
わけですけれど

いい意味での厳しさもあったし。

そっとお酒の席だとお互いに
打ち上げなんかでね

あのときさあ、みたいな

ちょっとね

怒気をはらむことも
あるわけですよ。

二次会に行くとね

肩を組んで飲むこともあった
そういう時代でしたから。

近藤≫思ったことはばんと
ぶつけて。

佐藤≫そういう場面が
打ち上げだったという認識でした。

近藤≫腹を割ったらより
仲よくなって

次にいい作品を作ろうよ
ということなんですね。

足立≫その中で浩市さんが

影響を受けた先輩とかって
いらっしゃるんですか。

佐藤≫僕らの世代だと当然

原田芳雄という方は
僕は非常にプライベートでも

親しくさせていただいたし

あとは優作さんとは
プライベートではないけど

影響を受けた方です。

近藤≫原田さんと

プライベートではどのような
お話をされたりしたんですか。

近藤≫芳雄さん?

結構音楽を
やっていらっしゃったので

歌はいいぞと言われて

自己完結できるからいいよと。
それはそうだなと。

あまり

そのとき僕には
ひびかなかったんですけどね。

近藤≫そのときには。

石井≫歌については後ほど
詳しく伺っていきます。

浩市さんは去年話題となった

ドラマ「オリバーな犬」にも
ご出演されました。

警察犬が人間の姿に見えるという
破天荒な作風だったんですけれど

舞台裏をあの方に聞いております。

ドラマ「オリバーな犬、
(Gosh!!)このヤロウ」。

脚本・演出を手がけたのは
オダギリジョーさん。

佐藤さんは
スーパーボランティア

小西さんを熱演。

小西≫よかったほんと。
ぎりぎりだ。

現在、続編を制作中。

今回も出演する佐藤さんのことを
オダギリ監督に直撃すると。

オダギリ≫…みたいな
言い方をしてて。

浩市さんもそういうふうに…

僕の書いた文面で
プレッシャーだと

感じてくれてるんだというのが
かわいいなと思いました。

現場で「レンズ何ミリ?」

オダギリ≫次こういうカットを
撮りますとかいうときに

浩市さんが

カメラマンさんに向かって

「レンズ何ミリ?」とか
言ってるんですよ。

その距離というか

ここからここまでの幅が
動けるっていう確認だったり

そのレンズのサイズによって
表現をどこまでするか

どこまでやらないかという

さじ加減はかるには…
やってるんでしょうね。

役者だけではない視点で
現場にいるんだな。

オダギリジョーが
ひとことモノ申ーす!

オダギリ≫とにかく…

呼ばれてる時間よりも
全然早く現場に

いらっしゃるので
なんか、それは…

だからよけいに怖いというか
下手なことができないというか。

ご本人はね、そういう意識なく
どうせやることないから

現場行くわって
いうことなのかもしれないし。

近藤≫どういう意図で
早く入られるんですか?

佐藤≫ピリっとさせたいから
ですよ。

<笑い声>
近藤≫ト書きでプレッシャーを

かけられているから。
佐藤≫今回の作品

前作もそうだけど

オダギリ君が全部自分で書いて
自分で演出しているわけで

世界観が確立しているんですよね。

そこら辺はいわゆる

外部という言い方は、あれだけど

ひよることは一切ない。

確立した世界観なので

それをやればいいんだよと

僕も思うし

それで

文句が来るのは、

謝るのはNHKだからと

あなたは好きなことを

やりなさいということを僕も
当然、言っていますし。

だけど、現場が長いのは嫌だな。

近藤≫プレッシャーをかけに。

佐藤≫プレッシャーをかけに。

早く行って、やろうよと言って。

近藤≫オダギリさんの言い方だと

相当早くからいらっしゃるような
感じですよね。

佐藤≫支度が終わってしまうと
待つのもいいんだけど

現場に行って、俺は大丈夫だよと。

足立≫いつでも、いけますよと。
佐藤≫それを見せておいたほうが

いいかなと思って。

近藤≫見せているんですね。

いつでもいいよと。
佐藤≫テストやる?と。

近藤≫遠目で見られているのは
本当に嫌だと思いますよ。

オダギリさんとの出会いというの
は、いつごろだったんですか?

佐藤≫これはね本当ね
不思議なもので

うちの息子が
まだ幼稚園のときかな。

そのときに仮面ライダーが大好き

オダギリ君

仮面ライダー、彼がやっていて

東映のほうに

撮影を見に行きたいんだけどと
言って

港の波止場だと思ったけれど

撮影をしているところに
息子と行って撮影を見たの。

近藤≫オダギリさんとしては
その当時からプレッシャーだった

んじゃないですか。

佐藤≫そのときから

早く行っているんだから。

いいじゃないか
早く行っているんだから。

近藤≫早く慣れてくれよと
俺がいることはということですね。

足立≫それで
その出会いだったんですね。

佐藤≫それから当然というか

もしあれだったら

うちに遊びに来てくれよと言って
遊びにきたこともあります。

石井≫おつきあいは
20年ぐらいということ

なんですね。

佐藤≫それぐらいぐらいです。

足立≫「オリバーな犬」で
共演されて

続編をされるということで
絶賛制作中だと思いますけれど

今回の現場はどうですか。
佐藤≫前作以上に

むちゃくちゃです。
期待していただきたいと思います。

近藤≫前回もNHKのドラマと
思えないような感じでしたけれど

もさらに。
佐藤≫橋爪さんが大張り切りです。

御年80歳
すごく頑張っています。

近藤≫楽しみ。
石井≫続編も楽しみに

なさってください。
さらに浩市さんが

力を入れていらっしゃるのが
音楽活動なんですね。

浩市さんのことをよく知るあの方
にお聞きしてきました。

♪「ニューグランドホテルの」

♪「灯りがにじむ」

佐藤さんの歌は
役者ならではの演じるような

表現が魅力。

♪「ひとり飲む酒わびしくて」

♪「映るグラスは」

♪「過去の色」

共演した小澤征悦さんが

佐藤さんの素顔を
明かしてくれました。

♪「横浜
  ホンキートンク・ブルース」

小澤≫僕がやっぱりね
すごいなと思ったのは…

楽屋とかで、僕も一緒に
いさせてもらったりとかして。

失礼な言い方ですけど…

で、奥様が
横にいたりとかして

ちゃんと「大丈夫、大丈夫」って
言ったりとかして。

だけど、なんか…

表から見てると見えないけど…

英語の口癖が。

小澤≫なんか時々英語

英語の話に

なったりするんですけど

そうするとね、浩市さんはね

浩市さんも
英語しゃべれるんですけど

いつもね、必ずなんですけど…

恐らくですけど
浩市さんって俺らみたいな後輩に

話をするときに
なんだかんだ話してて…

酔ってるせいも
あると思うんですけど…

こんなこと言っていいのかな。
ドキドキしてきたぞ。

近藤≫あら。

アクチュアリーコウイチって
呼ばれていらっしゃる。

佐藤≫知らなかったです。

近藤≫酔っていて。
佐藤≫なんか

出ちゃうんでしょうね。

だから必ず、スポーツ選手

アスリートのインタビューのとき
そうですね…

そうですね…

必ず言うじゃないですか。

たぶんそれみたいなもんじゃ
ないですか。

近藤≫1回それを
挟みたいんですね。

佐藤≫それを言いながら
考えているみたいな。

近藤≫要するに、と言いながら

言うことを考えて、みたいな。

足立≫英語は得意なんですか?

佐藤≫得意じゃないです。

得意じゃないですよ、本当に。

小澤君は得意ですけれどもね。

近藤≫酔っ払ったらみんなで英語
だけで話そうみたいなことがある

んですか。
佐藤≫ないない。

勝手にやってるとき
あるかもしれないけれども

でたらめですよ。

近藤≫でたらめでアクチュアリー
といいながら。

佐藤≫アクチュアリー。
近藤≫浩市さんでも

歌う前は緊張されるんですか。
佐藤≫本当にね。

芳雄さんの、追悼ライブから
始まったんだけど

人前で歌うなんていうことは

なかったんだけど
袖で戻しそうになる

出待ちしてるとき。

上がって歌いだしちゃうと平気
どもね。

これぐらいの緊張感って
自分たちが若いとき

お芝居をしていてもあったような
って。

それがいつの間にかなんとなく
慣れてきちゃって

あ、いけねえ

俺、何やってたんだって。
今でも緊張するシーンはあるんだ

けれども
そういうことを逆に思い出させて

くれたというね。
近藤≫とてもいい機会というか。

佐藤≫そうですね。

足立≫先ほどおっしゃっていたの
は昔は歌に刺さって

いらっしゃらなかったと
おっしゃっていたじゃないですか。

今はこうやって歌で
役者をやってきたから

歌える歌とか
心境の変化みたいなものって、

あったんですか。

佐藤≫なんだろう。
実際に、役者唄なんて

誰が歌ったって

歌は歌なんだけど
僕らが培ってきた

何か1回ずつ聴く側に
違う印象を与えるとか

何か別なところを

聴かせられたりとか

そういうことがやれるんじゃない
かという淡い期待を持ちながらね。

石井≫役者ならではとか。

佐藤≫そういうものがあっても
いいんじゃないかと。

歌い手さんの方とか
ミュージシャンの方

お芝居させると
なんとも言えないものがあるじゃ

ないですか。
たぶんお芝居だけしてきた人と

違う、逆に言うと芸人さんたちも
そうなんですよ。

やっぱりお芝居されると

ちょっと役者さんとは違う

ある種の空気感というか何かを
持っているそういうものが

逆説的に歌でわれわれもね
やれるかもしれないなという

そういう思いもあってね。
近藤≫心に伝わる、歌い方

歌声ですよね。
石井≫かっこいいですよね。

足立≫かっこいい。
(波の音)

ななみ≫わいは猿や
いやいや

プロゴルファーななみや!
♪~<「プロゴルファー猿」の

主題歌>

ななみ≫佐藤浩市さんこんにちは。

今ね聞こえてきたこの歌

先日、お星様になった
藤子不二雄A先生の

ゴルフ漫画の主題歌なんだよね。
そしてゴルフといえば

浩市さん、ゴルフの腕前が

プロ顔負けって聞いたけど本当?

佐藤≫いやいや。
そんなこと

言ったらプロに失礼ですよ。
ちょっとゴルフをやる人よりは

うまいです。
ななみ≫さすが!

ゴルフのおもしろさってどんな
ところかな?

佐藤≫きのうやったことが
きょうできないこと。

ななみ≫そうなの?積み上げて

いってどんどんうまくなって
どんどんできそうだけど。

佐藤≫当然積み上げてきたものは
あるんだけれどもこれだなと

思った感覚的なもの

本当にそれは数ミリ
の世界じゃない?

それが次の日次の機会に

あっ前回できたことができない。

そういう悔しさ。

ななみ≫思いどおりにいかない
みたいなところがおもしろい

ところでもあるんだね。
佐藤≫だろうね

だから続けられるんだろうね。

ななみ≫1個お願いなんだけど

ななみのスイング見て1個
アドバイスください。

やってみるよ

せーの、…ファー!
何かアドバイスある?

佐藤≫それは右手で
下手投げをしたのかい?

<笑い声>

足立≫そんな感じしましたよね。

佐藤≫何をしたのか分からない。

ななみ≫クラブを持ってなかった
のがね。

佐藤≫クラブを持てるかどうかだ
よね。

ななみ≫

練習したいと、思います。
おすすめ番組を、紹介するよ。

それじゃあ、いくよー!
「ななみフラッシュ」!

≫大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
で主演を務める、俳優・小栗旬。

≫本番、用意、スタート!

義時≫このままでは!

400日にも及ぶ
密着取材が捉えた等身大の素顔。

そして、ついに見つけた
小栗旬の流儀とは…。

ななみ≫見応えありそうだね。

ねえねえ

浩市さん。

小栗さんに密着のカメラが入って
いたのは知っていた?

佐藤≫これはちょっと前だよね。
たぶん

カメラが入っていたと思います。
ななみ≫大変そうだなとか

小栗さんに変化みたいなのは
そのときにあったかな。

佐藤≫俺は

自分が映り込まないように
映り込まないようにと

そればかり。
ななみ≫逃げていたのね。

浩市さんは密着取材されたことは
あるのかな?

佐藤≫ありますね、そういう
ドキュメンタリーみたいなの。

ななみ≫そのとき印象に残ってる

出来事とか
どんな気持ちだったとかある?

佐藤≫大阪のほうで短編映画を
撮っていて

それが

最後のカットが1カット11分

30秒で800m

A地点からB地点まで
800m行って

最後そこに
行かなきゃいけない中で

やるときにテスト前からずっと
カメラが回っていたんだけれども

こんなところを
撮らないでよ、もうって

近藤≫集中したいのに。
ななみ≫でも見るほうとしては

そういうところを見たいんよね。
佐藤≫絶対

見たいところなんですよね。
ななみ≫こんなところで聞くの

申し訳ないんですけれど、
もしよければ浩市さんの

仕事の流儀なんてちょっと聞いて
みても?

佐藤≫流儀…ないな
ないですね。

そのとき、そのとき
でもやっぱり

自分がこうではないかな
と思うことは

どうしても口に
出ちゃいますね。

ななみ≫押さえ込まないほうが
いいしね。

佐藤≫言い回し
多少柔らかくはなったり

とは思いますけれど

思いますよね…。
近藤≫スタッフさんに

確認してますね。

ななみ≫勉強になります。

ではではさらにおすすめの新番組
紹介する。

それじゃあ、いくよー!
「ななみフラッシュ」!

移住してみたいところは
梨花ちゃんち。

これは居候になっちゃうのかな。

友近≫移住ドキュメント
「いいいじゅー!!」

新しい生き方を求めて
都会を飛び出す人が急増。

ファンキーな男たちが
伝統のわさび栽培に挑戦。

しかし、農業は甘くなかった。

「いいいじゅー!!」見てね!

ななみ≫ねえねえ、浩市さん

浩市さんは、移住するとしたら
どこに行きたい?

佐藤≫僕は、山派、海派と言われ
れば

夕日を見てもあれだけど

海派なんですよ。
山派の役者さんも結構いる。

ケンワタナベさんとかね。

あまり言っちゃいけないのかな。

海派か山派だったら
いいよね

冬場に行って
ゆっくり火を見たり

そういう方も
いらっしゃるんですよ

俳優さんで。
近藤≫浩市さんは海派なんですね。

ななみ≫海で何をするのかな

釣りとかサーフィンとか?
佐藤≫釣りをしようと

思ったこともあったんだけど
向いてなかったです。

ななみ≫向き不向きある?

佐藤≫投げたやつが
すべて戻ってくる。

それと、何だろうな
俺には向いていない

僕みたいな
すぐ現場に行って

プレッシャーをかける
みたいなタイプの

いらちな人間はね
魚釣りが合うと

言われたんだけど
それは、うそでした。

近藤≫合わなかった。
佐藤≫合わなかった。

ななみ≫じゃあ突然ですが、
朝起きて赤ちゃんに戻っていたら

どんな人生を送りたいですか。
足立≫すごい突然。

佐藤≫それは非常に哲学的だよね。

ぱっと起きて

また、これからやるのかよ

また、ここからやるのかよって。

近藤≫大変だ。
ななみ≫そうか、そうか。

いろいろ聞けてうれしかったです。

以上「ななみフラッシュ」でした。

浩市さん、ありがとう。
大好きになっちゃった、大好き。

足立≫放送中いただいた
お便りの紹介です。

東京都の方です。
ほかにもいろんな方から

きています。

「鎌倉殿の13人」で

上総広常以外の役を演じるとした

ら誰を演じてみたいですか
ときています。

佐藤≫それね前もなんか
山本耕史君と一緒に

千葉のほうでちょっと

大河の宣伝をやったときに
聞かれたんだけど

そのときもこう言ったんです。
善児をやりたいです。

自由じゃない?

近藤≫自由がほしい。
そういったお答えでした。

メッセージも
ありがとうございます。

残り時間も僅かです。

最後にあした控えております

けれども番組をご覧の皆さんに
メッセージを

いただければと思います。
佐藤≫みんなが言うように

見応えのある回になっていると
思います。

ある種、そこからまた新しい
「鎌倉殿の13人」が

始まるとそう思っていただきたい

そういう回だと思います。

楽しみにしてください。

近藤≫力強くいただきました。

足立≫神回。

石井≫生放送での1時間
いかがでしたか。

佐藤≫無事に終われたかな。

近藤≫たくさんのお話を聞くこと
ができてうれしかったです。

収録のときは、伝説の
話も聞くことができれば。

佐藤≫全部しゃべりますよ。

石井≫来週のゲストは
美輪明宏さん

高瀬耕造アナウンサーです。

きょうのゲストは
佐藤浩市さんでした。

Source: https://dnptxt.com/

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