出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 ミニチュア写真家・田中達也[解][字]
~黒柳も感激!“小さなアート”で世界を魅了~ミニチュア写真家・田中達也さんが今日のゲストです。
◇ゲスト
バウムクーヘンを虹に見立てたり、ブラシを稲に見立て田園風景を再現したり…ミニチュア人形を食品サンプルや日用品と組み合わせ、独特の世界観で撮影した写真が話題!ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんがゲスト。
◇番組内容
SNSは11年間毎日投稿を続けており、フォロワー数は350万人超え!また、朝ドラ『ひよっこ』のオープニング映像に起用されたり、2020年ドバイ万博の日本館に作品を展示するなど、国内外で話題となっている田中さん。スタジオでは作品を披露、その魅力も紹介する。ラムネアイスを海に見立てたり、音符を野菜に見立てたりと独自の発想に魅了されるが、今回はその個性的な発想力の秘密に迫る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- 結構
- 言葉
- 実際
- 大根
- お菓子
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(黒柳)皆様 バウムクーヘンが
虹になっています。
そこを動物たちが
渡ろうとしていますよ。
すごく可愛いですよね。
そして かいわれ大根が…
これは 林になって
パンダが
その中に住んだりしています。
身近にあるものと それに
ミニチュアを組み合わせた作品が
世界中で大人気の
ミニチュア写真家で
いらっしゃいます
田中達也さんでいらっしゃいます。
どうも。
よろしくお願いします。
朝ドラ 『ひよっこ』の
オープニングにも
起用されたっていう事で
大変 注目されて
いらっしゃる方ですけど。
なんの事やら 皆さん おわかりに
ならないかもしれませんけども。
ちょっと そっちの方…
バウムクーヘンを ちょっと
ご説明頂けます?
作品ですね。 僕の作風がですね
これ ミニチュアを
写真で撮っているんですけど。
ただミニチュアを
撮るだけじゃなくて
皆さんが知っているものを
何かに見立てているっていうのが
ポイントになっていますね。
なるほど。
なので これは
バウムクーヘンを虹に見立てて。
で これ
『お菓子な虹』というタイトルで。
『お菓子な虹』?
はい。 お菓子… そうですね。
ちょっと おかしいっていうのと
このお菓子に掛けていますね。
そこを動物たちが渡っている。
そうですね。
可愛いですよね。
そういう小さい動物というものは
売っているものなんですか?
そうですね。
これは… 僕が よく使う人形は
ドイツ製の鉄道模型の人形が
多いですかね。
鉄道模型?
はい。 ですね。
なるほどね。
どうしても ないものに関しては
ちょっと改造したりはしますけど。
それから さっき おっしゃった
かいわれ大根ですけど。
そこ パンダが住んでいるって。
これは…
パンダって可愛いですけど。
そうですね。
黒柳さんが お好きという事で…。
ありがとうございます。
『かわいいわね大根』
っていうんですけど。
これも ちょっと
言葉の遊びが掛かってます。 はい。
でも 本当に これ なんか
かいわれ大根が林に見えますね。
ありがとうございます。
今後 なんか また
かいわれ大根を食べる時に
この作品を思い出してもらってね。
そうですよね。
いいなと思って。
そうです。
インスタのフォロワーが
350万人を超えているという…。
インスタは 11年以上 毎日
投稿していらっしゃるそうですが
それも大変ですね
毎日というのも。
そうですね。 でも 11年なので
結構 日課になってきていますね。
食事とか睡眠と同じぐらい
この作品を作るのも もう
普段の暮らしの中の
一部になっているので。
そうですか。 なるほど。
ドバイ博… ドバイ万博で
日本館で
作品を展示なさいまして
世界中で注目された
作家でいらっしゃいます。
目の前に ちょっと あるもの…
ブロッコリー?
そうですね。 これは
僕の代表作でもあるんですけど。
なんか ミニチュアの
この見立てというものを
始めたきっかけが
ブロッコリーなんですよね。
毎日 写真をアップしていて
ちょっと 食事で余っていた
ブロッコリーがあってですね。
それが やっぱり 木に見えるので
ちょっと なんか こう
気楽な感じで 写真で撮って
それをInstagramに
アップしたら
すごい その時に
「いいね!」が伸びまして。
あっ そうですか。
はい。 で それからですかね
この見立てというものを
意識するようになりまして。
なので
僕の見立ての起源といいますか
象徴でもあり
ちょっと 恩人でもあるので
よくブロッコリーを代表作として
発表していますかね。
でも
そのブロッコリーっていうものは
木としか見えませんよね
こっちから見ていて。
そうなんですよ。
これ 逆にいうと もう
これ 一回 見ると 完全に今後
ブロッコリーを見る時はね…。
そうですよね。
木に見えるかなと思いますね。
可愛いですよね。
下の方に あれ パンダですか?
こっちから見える…。
はい。 ここにもパンダを…。
下の方にパンダがいます 皆さん。
可愛い。 フフフフ…。
竹にも見える パンダだと。
フフフフ…。 可愛いですよね。
横に振っていくと
僕もいたりしますね。
そうなんですか? 田中さんも
いらっしゃるそうですよ。
右の方の木の… あっ そこですね。
腕を組んでる黒い服が僕ですね。
黒い服の人が
田中さんご自身だそうで
ございますけど。
ええー 面白い。
手前の机にございます
展示している これは
『甘いひととき』という作品で。
こちらにございます。
これは 少しね 大きいサイズの
人形になるんですけど。 はい。
これ 『甘いひととき』。
チョコレートですか?
そうですね。 チョコレートを
本棚とかある
書斎に見立てた作品です。
へえー。 面白い。
このお菓子の甘いっていうのと
ちょっと こうね
くつろいでる時間の甘さと
いいますか。
その辺を掛けた作品でも
ありますね。
今後 だから また
書斎に入った時に
こういう… チョコレートに
見えてきたりとかね。
そうですよね。
額縁も
チョコレートだったりとかですね。
あっ 本当だ。
全部 チョコレートなんですね。
あと テーブルの…
テーブルクロスみたいに
見えるものが
タルトの型だったりとかですね。
ああー そうなんですか。
あっ 本当だ。
全部 お菓子に
関係するっていうか
チョコレートと
相性がいいものだけで
作品を作っているんですよね。
なるほど。
確かに 物って
そういうふうに思うと
どんなものでも 大抵のものは
何かに見えますよね。
そうですね。
何かにっていうと変だけど。
知っているお菓子とかね…。
つながってくると思うんですよね。
その次の
トウモロコシなんですけど。
これ すごいんですよ。
燃料… なんとか燃料ロケット…。
『トウモロコシ燃料ロケット』
ですね。
『トウモロコシ燃料ロケット』
だそうで。
バーンっていくところの…
ポンッとはじけたところは
ポップコーンが…。
そうです そうです そうです。
トウモロコシが
はじけるエネルギーを
そのままロケットを飛ばすのにね
生かしているみたいな… はい。
それで 大きいコーンと
小さいコーンとあって。
それから その向こうにあるの…
それ また すごいんですけど。
『田舎ぶらし』っていうので。
これは 田舎暮らしと
ちょっと 掛けたタイトルですね。
これは 朝ドラでも使われた
アイデアではあります。
あっ これ そうですか。
はい。 そうですね。
いいですよね。
これ 農作? 稲作?
そうですね。 稲作の こう
収穫しているところですね。
こっち側で見てる人もいますけど。
はい。 これは
子供が迎えにきたみたいなね
設定でね…。
あっ 迎えにきたんですか。
ちょっと 色んな設定を考えて
会話とかも
楽しんでもらえるといいなと…。
でも こういうブラシが
切り株みたいに見えるって
ちょっと 思い付かない…。
あっ 本当ですか?
あっ うれしいです
そう言って頂けると。 はい。
面白いと思います。
作品には それぞれ
個性的なタイトルが
あるそうですけど。
そうですね。
今まで紹介したものでも
全て 大体… ダジャレって
皆さん 言われるんですけど。
ダジャレっていうと
ちょっと こう ねっ
笑える感じになるんですけど。
これを言葉の見立て
というふうに言うと…。
要は 写真とか作品が
形の見立てで
タイトルが言葉の見立て
というふうに捉えてもらうと
見立てを
ダブルで楽しめるみたいなね。
私の前に
おりんごがあるんですけど。
このおりんごは
どういう題なんですか? これは。
これはですね
『マップル』という作品で。
りんごなので…。
アップルじゃなくて『マップル』?
地図のマップとアップルを掛けて
『マップル』という作品ですね。
可愛いですね これね。
はい。
青りんごのね
ちょうど皮をむいた所が
道に見えたんで。
なるほど。
じゃあ 山に登って みんな
お家へ帰ろうっていうような…。
そうですね。 そこをたどって
赤い屋根の家に帰るみたいなね
設定で。
そうですね。
自転車だから なんか…。
へえー 面白い。
これ すごく でも
随分 あれですね。
小さいですね 物はね。
そうですね。 一番使うサイズが
このぐらいです。
2センチぐらいですね 大体。
そう。 1センチ… 1センチ半
2センチ…。
下の自転車ですね 皆さん。
自転車の直径がですね
地面から頭の先までで
2センチぐらいです。
ですから いかに小さいか
おわかりだと思いますけど。
それが りんごの道をたどって
ずっと上へ
行こうとしているところで。
上の方はですね ドアがあって
そこのとこに人が…。
で こうやって こう やっぱり
人形が小さいからこそ
視点が変わって
違う見立てになるんですよね。
なるほど。
同じサイズで見ちゃうと
ブロッコリーは
ブロッコリーなんですけど
やっぱり これは 人形だからこそ
小さい視点から見て
違うものになるっていうのが
大事な事なんですよね。
林に見えるとか
木に見えるとかって。
なるほど。
本当に木に見えますよね
ブロッコリーってね。
あとね これ以外にも
このスタジオに 実は いくつか…。
他に?
隠させて頂いたんですよ 人形を。
ああー どこだろう?
他にあるんですって。
どこにある…?
後ろの階段の所がですね
ちょうど白かったので…。
あっ ありますね。
スキー場みたいだなと思って。
上から滑ってきているんですか。
そうです そうです。
スノーボードの人形を…。
すごいですね
こんなとこ 皆さん。
そうか。 スノーボード。
そうですね。
こうやったりとか…。
面白い。
あと 後ろの棚のですね…
そこに花びらがあるんですけど。
花びらの所に…。
あっ わかった。
舟を漕いでる人を…。
随分小さい。
置かせて頂いたりとかしますね。
これは…。
こんな感じで…。 はい。
あら 可愛い。
花びら一つの中にでも
ああやってね…。
そうですね。 これもボートに…。
だから 人形を置くだけで
日常で色々遊べるっていうのが
いいなと思っていて。
その上の方にいくと
指輪があって。
ああー ありました ありました。
そこに指輪 置かせてもらって。
馬の こっち側に。
そうですね。
これは お風呂に
指輪を見立てているんですけど。
もう お風呂… 指輪が
お風呂になっちゃうんですね
大きさとしては。
「こんよく指輪」という作品ですね。
「こんよく指輪」? フフフフ…。
婚約指輪と掛けています。
なるほど。
皆さん 婚約指輪じゃなくて 混浴。
お風呂に
2人で入っているから混浴。
「こんよく指輪」だそうで
ございますが。
ああいう指輪の中にも
2人 入っちゃうっていう。
よく ああいうお風呂に入っている
みたいなお人形が
ありましたね でもね。
そうですね。
ちょっと改造したりもしますね。
あっ そうですね。
あと さっき言われた
このちっちゃい人形も
実は もう一個ね
僕の人形とかもあって こういう。
あっ あなたなんですか? それ。
僕です。 はい。
ちょっと 置いてみて頂いて
いいですか?
置いてみていいですか?
置いてみて頂いて…。
ちょっと大きいですけど。
ちょっと大きい。
あっ でも 立ちますね。
そうですね。
さっきの人と…。
これ 3Dプリンターで
作っているんですよ。
えっ? 3Dプリンターって
こんなのもできちゃうんですか?
できますね。 はい。
また 人形の大きさが
変わってくると
同じものでも違う見立てに
なっていったりするので。
なので…。
あら 面白い。
100均っていうんですか?
100円ショップ?
ああいうとことか
スーパーとか回って
お探しになる時も
あるんですって?
そうですね。
アイデアは 例えば ブラシが
今 映りましたけども。
ああいう形から…。
ああ そうですね。 一番は
形から入る事が多いですね。
皆さん イラストで
例えば こう 描く時に
簡略化して描きますよね。
南の島とかですね。
南の島とかをイラストで描くと
半分の円に その上に
ヤシの木を1本挿すと
南の島みたいになりますよね。
という事は そういう
半分の円のものを探せばいい。
あっ そうですね。
こういう まさに…。
本当にね 南の島に見えますね。
そうそう。
これは 果物を半分に切れば
南の島に… そうですね。
ヤシの木みたいな。
そうそう そうそう。
他にも そういう…
このお椀とかですね。
お椀。 これ なんか すてきですね。
日本のお椀。
そうですね。 これは ちょっと
松島みたいなイメージで作って。
あっ 本当だ。
島の…。
よく昔 ちゃぶ台返しみたいなのが
アニメであったじゃないですか。
お父さんが?
そうですね。
そこで ご飯がこぼれたのが
ちょうど砂浜になっている…。
ああー そう。 ご飯がこぼれた…。
お父さんが
ちゃぶ台 ひっくり返して
こぼれ出たっていう感じですかね。
悲惨な目に遭ったんだけど
それによって
作品は完成したみたいなね。
なるほどね。 面白いのね。
そうすると 色んな事 考えて
青色って 例えば 考えると…。
あっ そうですね。
色から発想する事もあって。
今 言われた 青…。
例えば これから夏でね
暑くなるじゃないですか。
っていうので じゃあ
海を表現したいなっていう時に
海といえば
簡単に表すと青い色なので。
じゃあ 青いものを意識して
探そうかなというふうに
探したりしますね。
あっ…。
このように… はい。
可愛い。
これも ソーダアイスだからこそ
やっぱり 海にできますし
海岸が黄色いアイスで
砂浜を表現できたりとかね
します。
これも まさに色が そのまま…。
でも 随分 この水の方は
水の中で なんか
やっているように見えますね。
ありがとうございます。 そうです。
これ 食品サンプルなんですよ
2つとも。
食品サンプル?
はい。 撮影中 溶けちゃうので
こういうアイスクリームとかも
食品サンプルで作って。
あっ そうか。
なるほどね。 あら これは?
これも さっき…
青い色から探して
ジーンズがいけるなっていうので。
今度は 破れたジーパンの所が
波のしぶきに見えたんでね。
それを
3つぐらいジーパンを重ねて
こういう海岸にしましたね。
本当だ。 波々。 船が…。
そうです そうです。 西海岸って
よくロサンゼルスとか…
その辺りを ちょっと 見立てて。
ズボンは腰ではくので
『腰海岸』とかで見立てたりとか
作品名を…。
でも こっちから
歩いている人がいるので
大きさがね…。
そうですね。
そう。 これは 花見の
ブルーシートなんですよ 実は。
えっ?
はい。
すごいですね。
これ 本当に見えますね。
そうですね。
結構 これ 撮影してみて
自分でも驚いたぐらい
波に見えましたね。
花見のブルーシートって
お花見の時 敷くやつ?
そうそうそう。
あっ これ メイキングですね。
これを…。 お子さん
いらっしゃるんですか? おたく。
そうですね。 2人いて
たまに息子も
手伝ってくれるんですけど。
この映像に映っているのは
次男ですね。
あっ そうですか。
それで こういうふうにやると
こういうふうに…。
そうです そうです。
持ち上げてもらったり
してですね。
ちょうど 子供と なんか
コロナ禍で
ベランダで食事をしている時に
このブルーシートを
敷いていたんですよね。
そこから こう
海にできるなみたいな発想が…。
これ すごく でも
下の方が海に見えますね。
そうなんですよね。
不思議 人の目ってね。
ええー。 面白い。
こうやって日常が そのまま
ちょっと こう
作品に生きたりもします。
ええ。
さっきの子供から
アドバイスされて
できた作品とかもあって。
どういうものがあるんですか?
マグロのすしがあるんですけど。
このパラシュートに
見立てられるっていう事を
次男が言って。
これは パラシュートの映像を
見ている時ですかね。 テレビ…。
なんか マグロのすしみたいだな
みたいな事を…。
ああー これね。 本当だ。
言っていて。
あっ それ そのまま
いけるなっていうので…。
そうです。
パラシュートに見えますね。
ですね。 撮影したら 普段
僕がアップしている写真より
評価が良くて。
フフフフ…。 そうですか。
そうです。
下は なんなんですかね?
これ 下はシャリの部分ですね。
だから シャリに こう
マグロが着地して
すしが完成するっていう
イメージですかね。
そうか。 白いシャリの所に
これからマグロが
着地しようとしているところ。
そうですね。
ええー。 面白い。
そういう物語も
感じられたらいいなと思って
作っています。
鹿児島に自宅がおありになって。
そうです。 はい。
そこにもアトリエがあって。
アトリエ ありまして。
さっきの映像の だから
アトリエは 鹿児島なんですよ。
あっ そうなんですか。
自宅の中にある一室で
やっていますね。 これ 自宅で…。
お子さん
何人いらっしゃるんですか?
子供 2人いまして。
2人なのね。 なんだか…。
長男が小学3年生ですね。
で 次男が年長です。
なので ちょうど
見立て遊びをするような頃ですね。
そうですね。
一緒に遊んでいても だから
それが そのまま作品につながる
っていう事は 結構あります。
でも このバウムクーヘンが
虹だっていうの
喜んだでしょ? 子供は。
そうですね。
でも 結構 なんか 子供は もう
僕の作品を見すぎて
ちょっとやそっとじゃ
感動しなくなってきて。
そうなんですよ。
なかなか 慣れてきていて。
だから レベルをね 一緒に上げて
高め合っていければいいなと…。
こういう人形とか
色んなもののミニチュアを
どのくらい お持ちなんですか?
これ ずっと集めているので…。
ちょっと
数えた事はないんですけど。
約10万体以上はあるなと…。
そんなに…。
これ 全部 そうですか?
そうです そうです。
これも一部なんですけど。
もっと これ以外にも
色んな部屋に
人形を収納してあって。
これが 2センチぐらいの人形を
収納してある場所ですね。
集めるのも ちょっと
趣味っていうのもありますね。
そうですよね。
だから こう 集めたいがために
作品を発表しているっていうのも
ありますし。
それが だから 使った…
たまったお金も
どんどんミニチュアに
使っちゃうみたいな感じです
僕の場合だと。
食品サンプルというのも
買いにいらっしゃるの?
そうですね。
市販で買う事もありますし
アシスタントを1人 雇いまして
それで… 食品サンプルを作る
職人なんですけど。
専属で作ってもらったりも
していますね。
あっ こういう…。
うん。 そうです。
お野菜やなんか。
はい。 こうやって色んな…。
あとは 作品に合わせて
実際 作ってもらうものも
たくさんありますし。
面白い。
これ ああいうホットケーキをね
積んだりするのも
やっぱり
食品サンプルじゃないと
なかなか
できない事だと思いますしね。
このブロッコリーも
そうですよね。
これも 自立するブロッコリー
っていうのは
多分 市販では
売っていないんですよね。
そうですね。
あっ それも お作りになったの?
アシスタントに
特注で作ってもらって…。
それも そうです。
本当のブロッコリーに
見えますもんね。 でも
本当のブロッコリーじゃない。
じゃないと。
ちょっと こう 展覧会とかもね
増えているので
そういう意味でも やっぱり
食品サンプルは大事だなと
思ったりしていますね。
なるほど。
飾っているんで 本物だとね
傷んでしまうので。
あっ そうですよね。
大学では あれですか?
小学校の教員の免許をお持ち?
あっ そうです そうです。
取得しまして。
元々は 美術の道に行きたい
っていうところを
急に 高校の時に思い始めまして。
そこから 大学の教育学部に入って
美術の先生と
小学校の免許を取得して。
…なんですけど 実際
教育実習に行ったら
教えるよりは
もっと自分で
色々 作りたいなと
思いまして。
そこから デザインの
制作会社に入って
広告なんか
色々 作っているうちに
こういう インスタグラム
といいますかね
この写真…
ミニチュアの写真を撮り始めて。
だんだん
そっちが忙しくなってきて
ちょっと 両立するのは厳しいなと
本業とですね。
…というのもあって
2015年頃ですかね
独立しようかなと決めて
これ一本で
それからやっていますね。
つかぬ事を伺いますけど
こういうのって
収入っていうのは どう…?
収入? 収入は 一番は
展覧会とかを回しているので
そこの
アーティストフィーだったりとか
あとは そこで売れる物販のね
マージンだったりとかですね。
あとは
本の印税だったりとかですかね。
だから インスタグラムとかでは
全く稼げないんですよ。
そうですよね きっとね。
お金にはならないといいますか。
じゃあ 会社をお辞めになる時は
奥様の反対はなかったですか?
なかった… 大丈夫でしたね。
よかったですね。
結構 その当時の時点で
そういうミニチュアの
製作の依頼が入っていまして。
あっ そうですか。
そうですね。
だから それなりに
なんとかなるかなっていうふうに
妻も賛成していましたね。
じゃあ 今も
なんとかなっている。
なっています。 はい。
でも お写真と作品名を合わせて
2倍 楽しめるという
『新パン線』っていう…。
あっ 『新パン線』ですね 代表作で。
パンを新幹線に見立てた
作品があってですね。
あっ これ そうですね。
あれ 駅ですか?
はい。 これ 実際 展覧会では
走っています これが。
あっ これ 走るんですか?
すごい。
これ 今 写真ですけど 実際は…。
『新パン線』。
でもね 乗ろうとしている人たちが
並んでるっていう…
カバン持って。
そうですね。
ほうー。
『隠れた名曲を掘り起こす』。
なるほど なるほど。
これは音符を 収穫する野菜に
見立てたものですね。
ちょうど 楽譜の たくさん
五線譜が並んでる状態もね
ちょうど 畑の段々に
見えたりとかしてくるんで…。
すごい。
これ 実際ね
大きいサイズで作ると
面白そうだなと思って。
本当に 畑に でっかい音符
植えてみたいなとか
思ったりとか…。
でも これ 面白いですね。
近く寄ると 本当に 五線譜の端を
引っ張っている
っていう感じがしますもんね。
そうです そうです。
あら 面白い。 へえー。
ちょっと 遠く離れると
五線譜っていうの わからないで
畑でやっている人に
見えるんですね。
へえー。 面白い。
初めて絵本をお作りになりました。
『くみたて』っていうんですって?
そうですね。 なんでしょう?
普段 皆さんが見慣れているものを
バラバラにした状態から
それを ちっちゃいこびとが
組み立てていくんですけど。
そのものを
そのまま使うんじゃなくて
また それを見立てちゃうという…
違うものに。
ええー。
そういう絵本なんですよね。
なので
「くみたて」という言葉の中に
「みたて」という言葉も
入りますよね。
なので
ただ組み立てるだけじゃなくて
見立ても混じっているという。
ちょっと 驚きがあるという…
色々 こう
発見があるような絵本に…。
じゃあ これ タンバリンとか…。
そうですね。
こうやって
楽器も組み立てていると思いきや
実は楽器じゃなくて
遊園地ができちゃうみたいなね。
ああー なるほどね。
これを読んだね 子供たちが…
色々 遊んでほしいなと
思ってですね。
これを参考にといいますかね
ごっこ遊びの参考にしてもらって。
その辺にあるもので
工夫して遊ぶようになればいいな
と思って
作っている絵本なので。
子供なんかも
今日 これ 見た子供が
もし いたとしたら
ブロッコリーなんかね…。
そうです そうです。
見るとね。
林を食べちゃうぞっていう感じで。
そういう感じ。
夕食のサラダとかも
こんな感じで盛ってみても
面白いかもしれないですね。
そうですね。 面白いですよね。
アイデアのストックっていうのは
まだあります?
いや たくさんありますね。
スマホにメモしているんですけど
1000以上あるので…。
まだ? すごい。
逆に追いつかないですね
撮影のスピードが。
なるほど。
なので ずっと…
しばらくは続けられそうだなと…。
そうですか。
じゃあ まだまだ
私たちも それを拝見できる。
ぜひとも 楽しんで頂ければと…。
そうですか。
でも 毎日の
作品の発表っていうのは
ちょっと大変そうに思いますけど。
そうですね。
時間との戦いではありますね。
やっぱり 一日一個って 必ず
締め切りが すぐ来ちゃうので。
例えば こういう…
東京に来ている時とかもね
その分 たくさん
撮りだめておいたりとか
しないといけないので。
本当に。
でも 今日は
たくさんのすてきな作品を…。
面白かったです。
どうも ありがとうございました。
田中達也さん 今日のお客様です。
見立て作家。
はい。
どうも。
『徹子の部屋』は
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