フランス製の暴走刑事(デカ)映画。
飲酒運転による追突事故で若い夫婦とその幼い子どもの命を奪ってしまった刑事がいた。
刑事の名はシモン。彼は懲戒免職になり刑務所へ送られた。
さらに、事故がもとで妻とは離婚した。
たまにしか会えないひとり息子のテオは、刑務所帰りの父親によそよそしい。
かつては快活だったシモンだったが、今は警備員となり、無口で孤独な男になっていた。
ある日、テオがロシア系マフィアの殺人現場を目撃してしまった。
マフィアは口封じのために、テオを消そうと襲いかかる。
ひとり息子は、俺が守る!! 感動したこと。
シモンはかつての同僚であるフランク刑事の助けを借りて、マフィアの殲滅に乗り出していくのだが・・・話はいたってシンプルだ。
実質1時間ぐらいで、だいたいの話の部分は終わってしまい、残りの30分ぐらいをかけて、延々と追跡&アクションシーンが続く。
市民の安全なんか、これっぽちも考えずに、ひたすら暴走していく元刑事と現役刑事。
最後に、ほんのちょっとのひねりがある。
このひねりが、凡庸なアクション映画になってしまうところを、ピリッと締めてくれた
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