出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ「力湧く!祈りの道のウマイもん~和歌山 熊野古道~」[字]
和歌山が世界に誇る熊野古道。悠久の祈りの道には、心にしみる味がある。界わいの山の幸・川の幸・海の幸を、未知やすえとチュートリアルの福田充徳の二人が味わい尽くす。
番組内容
世界遺産・熊野古道で、未知やすえとチュートリアルの福田充徳の二人が、山の幸・川の幸・海の幸を味わい尽くす旅▽和歌山特産の梅。農家特製の極上梅干しのおいしさのヒミツ▽夏の清流でとれたテナガエビを素揚げでパクリ!“混ぜこみごはん”と一緒にどうぞ▽有名料理店から引く手あまたの備長炭。炭職人の技と心意気に迫ります▽峠の茶屋の「鉄砲すし」…鉄砲って!?▽南紀夏の美味イサキ釣りに挑戦!とれたてのお味は…
出演者
【出演】未知やすえ,福田充徳,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- ウメ
- ウマイ
- イサギ
- 本当
- 熊野古道
- 梅干
- 最高
- 古道
- 備長炭
- 美味
- ホンマ
- 今日
- 白子
- 和歌山
- エビ
- テナガエビ
- 元気
- 酸味
- 物部
- アユ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
うわ~!
ちょっと ちょっと ちょっと!
すごい景色!
え~!
空を映す棚田。
その向こうには紀伊山地。
ここは高原。
熊野古道が通る
美しき天空の里です。
ウマイもんには
目がない…
僕も ちゃんとはないですね。
(2人)ねっ!
聖地を目指し 人々は いにしえの世から
ひたすら この道を歩き続けてきました。
フフッ やっぱ おいしいもののこと
考えますよね ねえさんはね。
えっ? 楽しそうです。
アハハハハ!
すごい 今日 楽しみ!
額に汗し
魂を込めて
守り継がれる古道の美味!
人々の汗がしみる道には
心にしみる味がある!
♬~
今回の「えぇトコ」は…
最高!
旅人に…
おいしい!
あなたに食べてほしい!
祈りの道のウマイもん。
力がみなぎる旅
とくと ご堪能あれ!
いくつかのルートがある熊野古道。
今回は 中辺路の西部の山から
海を目指します。
まずは
山の上の集落へやって来た2人。
目に優しい。
何かね~。
すごい高いとこまで来てない? これ。
来ましたね~。
その中には おうちが ほら…。
あっ ホンマや 集落が。
急斜面に張り付くように建つ家々。
この地域の人は山に暮らしながら
全国に誇る自慢の幸を作ってきました。
あっ これ…
えっ 全部 ウメ畑ですか? これ。
日本一の収穫量を誇る
和歌山の名産 ウメ。
ここ 石神も ウメづくりの里として
知られます。
何か ちょっと こう 斜めになってる…。
(笑い声)
そんな2人 香りに誘われ ウメ畑へ。
おっ! 人がいる。
あっ 人が… いはりますね。
お邪魔してもいいですか?
はい どうぞ~!
失礼します。
はい どうも。
あっ 本当だ!
全部 ウメや! すごい すごい すごい!
よう お越し。
これ… 落ちてるんですか?
へえ… あっ じゃあ
熟したら落ちるんですか?
そうそう…。
腐ってしまうし。
お~ そっか。
そう ここでは落ちたウメを拾うのです。
落ちた直後から傷みだすため
収穫は時間との闘い。
濱田 洋さんは この時期
1分1秒を惜しみ
懸命に ウメを拾います。
収穫したばかりのものは
香りが違うという ウメ。
甘っ!
香りで?
甘い!
ホンマに 甘~い。
甘っ!
そうやろ!? ホンマや モモや!
めっちゃ お上品な…。
香り 最高です!
甘い香りの完熟ウメ 食べてみると…。
えっ!?
ハハハ… すっぱいでしょ。
すっぱ!
すっぱい! すっぱいっすね!
爽やかな酸味が
極上の梅干しを作るのです。
中でも究極といわれる梅干しがあると
食べさせてもらいました。
さあ これ 見てください。
はい! はい!
うわ~!
えっ!?
実に40年物だという 昔ながらの
塩だけで漬けた梅干し。
この地では白干しと呼びます。
そのお味は?
(笑い声)
マイケル・ジャクソンみたいに
なってますよ。
うおっ! すごい 塩分が。
わっ!
あっ 酸味が あとで来る。
でも おいしい!
最後に うまみが めっちゃ出てきます。
もちろん ごはんとの相性は抜群。
もう 最高やん。 白と赤。 幸せな色!
ハハハ いいですね。
お米と最高!
この塩分と この酸味が
白米に めっちゃ合いますね!
合います。
最高!
続いて
ウメ農家一番のおすすめ。
なんと ワサビと一緒に
食べるのです。
ワサビと梅干しって合います!
合うでしょう。
あっ! 日本酒ですね。 ウマイ。
(笑い声)
酸味と辛みが絶妙に調和する
梅ワサビと並んで
この地に昔から伝わる味が…。
えっ? 何ですか これ。
梅干しの煮つけです。
えっ!?
なんと 梅干しの煮物!
山で働く人々の英気を養ってきた
古道の美味です。
ええおかず。
さっぱりしてる!
おだしに しっかり
ウメが しみ込んでるので
もう このお汁 飲みたいぐらい。
ガツンってウメの味が来るというよりは
ほんのり ウメの風味がして
すごいお上品なウメの料理で おいしい。
お箸 止まれへんやつや。
おいしい!
肉厚で風味豊かなウメ。
山の斜面で江戸時代から
栽培してきたといいます。
米をはじめ ほかの作物は
なかなか育ちにくい山の斜面で
唯一 作ることができたのが ウメでした。
若い時は 山の厳しい暮らしが
嫌で しかたなかったという濱田さん。
しかし 懸命にウメを育て 磨き上げてきた
両親の働く姿を見て
その気持ちが変わりました。
ほいでも 元気にやってくれて。
ひたむきにウメを育ててきた父。
その父を助け 梅干しを漬け続けた母。
両親の頑張りに負けないよう
日々 死に物狂いで
働き続けました。
そして 今
おいしいと評判のウメを生む畑は
甲子園球場6個分の広さになりました。
親子で紡いだ 珠玉の梅干し。
力湧き立つ すっぱい味がしみました。
聖地 熊野三山に至る熊野古道。
蟻の熊野詣といわれるほど
平安時代から多くの人が歩んだ険しき道。
あちこちに
人々が祈りをささげてきた
証しが残っています。
へえ~…。
滝尻王子。
滝尻王子… すごい
歴史 ありますよね。
熊野三山の末社である王子社。
人々は長く苦しい道中
古道に点在する王子社に祈り
旅の無事を願ったのです。
滝尻王子の横を流れる富田川も
旅の疲れを癒やしてくれます。
あっ! 釣りですね。
ねえ。
こんにちは。 こんにちは。
今 何を釣ってらっしゃるんですか?
川のそばで暮らす…
網の中には…。
あっ すごい!
ピチピチ! これ 今日 釣ったんですか?
今日 釣った。
すご~い!
ここの川 ダム ないんやな。
ダムがない? へえ~!
ほんで おいしいんや。
何? …あっ!
エビ!
カワエビ?
テナガエビ。
確かに 手 長いですね。 手 長いでしょ。
こちらも川の恵み テナガエビ。
昨晩 とったのだそう。
さまざまな幸をくれる 夏の清流。
名人は 昼も夜も大忙しの毎日です。
ほかにも 富田川 ウナギもおるし
上流の方 行ったら アマゴ。
あ~ はいはいはい。
この辺 コサメっていうんやけど
アマゴもおいしい。
へえ~!
おいしいもん いっぱい泳いどる。
川のウマイもん 元気なテナガエビを
特別に その場で食べさせてくれることに。
いきますよ。
わ~! もう さっきまで生きてた…。
うわうわ!
すごいな! 豪快やな!
うわわっ きれい!
エビの色になった!
すごい きれい!
これ ホンマに とれたてのエビ
河原で素揚げしてって
めっちゃ ぜいたくですね! ねっ!
旬のテナガエビの素揚げです。
痛っ! 何で?
めちゃくちゃ おいしい!
おいしい? よかったよ~。
ウマイ!
香ばしい!
最高!
全然 皮残らへんし エビの味も濃いし
塩加減 絶妙です。
川が育むウマイもんをいただくため
寝る間も惜しんで川に入る名人。
力の源は喜んでくれる人の笑顔です。
更に旅人に元気をくれる
古道の美味があります。
混ぜ込みごはん。
(福田 未知)混ぜ込みごはん!
清き水が育んだ自慢の米を使った
熊野古道の混ぜ込みごはん。
釣り名人と仲良しの前田久美子さんが
作ってくれました。
炊いた山の幸を酢飯に混ぜます。
中でも 甘く煮た金時豆が入らないと
この地の混ぜ込みごはんとは
呼べないのだそう。
おいしい!
ありがとうございます。
初めて食べましたけど 何か
懐かしい気持ちになりますね。
何かね。
おいしい!
山の水に感謝し
田植えの時にいただく美味です。
こんな大自然で
こんなきれいな水があったらね
何 作っても きっとおいしいんよ。
いや~ でも ありがたい。
感謝の幸を与えてくれる
熊野古道の大自然。
すごいですね! ここ。
水が 風が 光が
心を清めてくれます。
涼しい!
ねっ! あ~ 癒やされてる。
神に見守られているような
厳かな気がする古道の森。
いや ホンマや!
天井 岩ですよね! すごい! 何?
巨大な岩に抱かれた祠には…
自然の中に神仏を見た昔の人の心が
息づいています。
熊野古道には江戸時代から受け継がれる
おいしさを生む逸品があります。
あっ 煙 出てる!
これは 和歌山といえば…。
和歌山といえばよね これね。
ですね。
お邪魔しま~す!
まさしく 今 作業されてる。
すごい。
これは…。
うわ~!
うわ~! 奥 見て!
うわうわうわ… 真っ赤っか。
すごい!
巨大な窯から出されていたのは
和歌山が日本に誇る紀州備長炭。
全国の有名料理店から
引く手あまたという備長炭を
滝のような汗を流しながら
一人でつくり続けています。
1, 000度超えてる!?
これって…
え~っと 大体…
(福田 未知)10日!?
10日!?
そんなかかるんすか 備長炭って。
10日間かけて じっくりと焼くことで
火力が強く 長もちする
日本一と呼ばれる炭になるのです。
原木は ウバメガシという堅い木。
一窯に5トン必要だという木の伐採も
物部さん自ら行います。
汗まみれの苦労が実るのが
この窯出しの時です。
どうですか? あの…
えっ できるもんですか? これ。
いいですか じゃあ… あっつ!
熱い?
あっつ! 物部さん!
あの… 奥のやつで かいてもらったら…。
あっつ あっつ…! 物部さん!
そうそう そうそう。
熱い!
えっ?
あっつ! こんな感じですよね?
あ~ 来た来た… あ~ やった。
ありがとうございます。 うわ~!
うわ~ すごい!
いや~ これは… これを… すごいな。
フフフ…。
わろてるわ ほんで。
(笑い声)
いや…
しゃく熱に耐え こん身の力で
つくり上げる備長炭。
思いが詰まった極上の炭で
とれたてのアユを焼いてくれることに。
お疲れさまです。
あっ どうも。
うわっ!
あ~ これ!
あっ もう既に…。
ジュージュー 言ってる。
ぜいたくですね!
うわ~!
へえ~!
これは ウマイわ。 これは ウマイわ。
ほら 私は せっかちやからさ…。
うん。
(笑い声)
えっ!?
(笑い声)
すごい勢いでしたね。
大量の汗の結晶 備長炭の力。
自慢の備長炭で焼き上げた
アユのお味は?
よう… きれいに焼けとるわ。 フフフ。
うん!
おいしい!
あ~。
(笑い声)
めちゃめちゃ ウマイ!
ねっ!
皮 めっちゃ パリッとしてんのに
身が めっちゃ ふっくらしてる。
香り! 香りに品がある。
今まで焼いたアユと全然違う。
違う。
いや…。 すご~い!
これは ウマイ マジで。
外は パリッと
中は ジューシーに。
絶妙な味わいを生み出す備長炭。
しかし物部さんは
まだ頑張り足りないと言います。
かっこいいですね。
かっこいい。
炭の道を究めるため 山の中で
今日も一人 炎と格闘し続けます。
さみしいなとか…。
へえ~。 ちょっと 今日から
内場君と呼ばしてもらって…。
(笑い声)
ちょっと かぶるところが…。
かぶるところがありました。
熊野古道の旅 続いては
深い木立に囲まれた長尾坂へ。
一気に空気感が変わったね。
そうですね。 いや~ でも本当に
現代じゃないみたいな道なんですね。
本当に!
何百年も続いている木の命が
訪れる人に力を与えてくれます。
ハハハ 行きます。
あっ! 何か すごい 建物がある。
「ひるね茶屋」ってあるよ。
ひるね茶屋?
うわ~! ちょっと見て!
あっ!
すご~い! きれ~い!
わっ 本当。 すごい!
海が もう見えてる!
見えてますね!
すごい。
改めて やっぱり
山あり 川あり 海ありやね!
でも いいですね。 本当に何か
空気も澄んでる気がしますね。
うわ~ いいね!
びっくりした!
こんにちは。
あっ ええ景色です。
どちら様ですか?
いくつも峠を越え
ひたすら歩き続ける巡礼の人々。
ここに住む宇杉一治さんと
しずゑさん夫婦は
たどりついた人を元気づけたいと
この峠に 茶屋を作ったのです。
いらっしゃいませ。
この辺では 鉄砲ずしといいます。
細長い姿が鉄砲のように見えることから
名が付いたという…
一年中サンマを食べる
この地に伝わる味です。
あっ 祝いの席なんや。
おいしい! うん!
ありがとうございます。
締め具合が最高ですね これ!
サバずしと また全然違いますよね。
サンマの方が やっぱり
ちょっと あっさりした感じで。
そういうことやな。
なっ 食べよいですね。
へえ~ おいしい!
おいしい!
山へ運んでも腐らぬよう
酢で締めたサンマが
古道の美味を生みました。
先人の工夫を受け継ぎ 昔ながらの味で
旅人をもてなしてきたのは
険しい熊野古道の真のすばらしさを
知ってほしいからだといいます。
ありがたい祈りの道は
おいしい力が支えています。
山から下りて
田辺の町なかへ。
口熊野と呼ばれる
中辺路の起点。
すぐ近くには海。
いい やっぱりいいね 海も!
海もいい! いいですね!
南紀きっての絶景スポット
天神崎です。
え~ そうなんや。
めっちゃ きれいなんですって。
気候や条件さえ合えば
海面が風景を鏡のように
映し出す穴場。
そんな天神崎の近くにある港へ
やって来ました。
こんにちは。
はい どうも こんにちは。
今 何されてるんです?
イサギとり。
この地でイサギと呼ばれる魚。
産卵前の今しかない貴重な卵と白子が
絶品なのだそう。
釣りたて やっぱり おいしいですか?
おいしい。
えっ? 「行き」って何なん?
えっ? 早う!
ええっ?
ということで 福田さん いざ沖へ
イサギを釣りに行くことに。
塩路 守さんは この時期
何時間もかけて 黒潮に繰り出し
カツオをはじめ 旬の魚を釣り上げます。
中でも一番おいしいのが
卵と白子を持ったイサギなんだそう。
いよいよ イサギ釣りに挑戦。
オキアミをエサに
水深30メートルほどのタナにいる
イサギをおびき寄せます。
さあ イサギは かかってくれるのか!?
さおを下ろすこと 10分。
おっ すごい すごい すごい すごい!
釣れてる!
ついに イサギの姿が!
わっ 来た! 来た!
あ~ 来た~! やった 釣れた!
やったな。
これが南紀の夏の美味
ピチピチのイサギ。
やった~!
その後も 次々と釣れ この日は大漁!
やった~! ありがとうございます!
イサギのお造り 食べてみて。
卵と白子の前に まずは鮮度抜群の刺身。
モチモチ!
いや モチモチじゃないですか!
本当に!
甘みあるでしょ。
おいしいですね!
あっさりしてますけど 脂乗ってるし。
そう。
おいしい!
本当に 上品なお味!
そうそう そうそう。
これは すごい。 癖になる。
そして いよいよ卵。
しょうゆ 酒 砂糖で甘辛く煮つけた…
今しか食べられない とても貴重な卵
いただきます!
うわっ ウマイ! ねっとりしてる。
うまみがすごい! あ~ ウマイ!
上品! おいしい!
続いて これも旬。
イサギの白子を
ポン酢であえました。
めっちゃ好き!
ちょっと さっぱりめで…
食べやすいですね! すっごいおいしい!
ちょっと感動かも。
いやいや これは やっぱ
ここ 地元ならではのグルメですよ。
白子なんか 特に…。
そうですよね。
新鮮でないと無理ですもんね。
そして これも黒潮の贈り物。
モッチリした食感から そう呼ばれる…
ここでないと無理なんですね。
一匹ずつ丁寧に釣り
その日のうちに持って帰った
新鮮なカツオだから タタキではなく
刺身でいただけるのです。
うわっ すごい! めちゃくちゃ おいしい。
いや もう何か 血生臭さとか
全くないですね! 全くない!
すごい食感があって!
ぜいたくですね!
(笑い声)
そりゃ もう漁師さんやから。
いや でも やっぱり こうやって…
本当に幸せ!
やっぱり釣れたりする時って幸せですか?
もう皆さん お仕事大好きやね。
そうですね 和歌山の方ね
本当に勤勉な方が多くて。
多い。
感謝やね。
そうですね 本当にそうですね。
♬~
学校のマドンナなのにキンチョーシィ。
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