物語はいたってシンプル。一行あらすじのまんま。これを末端の歩兵サイドからリアルに戦争映画っぽく描くというのが、おそらく作品のメインコンセプト。作品の製作にあたって『プライベート・ライアン』や『ブラックホーク・ダウン』(←は未見)を参考にしたとのこと。ふむふむ。これ、劇場で観てたらまた臨場感があって面白かったんだろうな。そのまま戦場の真っ只中にいるような感じで。
一応主人公の二等軍曹ナンツ(アーロン・エッカート)と彼に付き従う部下達の戦場の絆的なものも描かれてるんですが、正直言うとあんまり頭の中には入ってこないw 紅一点のミシェル・ロドリゲスさんはそこそこ美味しい役どころだと思うんだけどね。まあこの人は『マチェーテ』みたく他の作品でむっちゃ輝いてるから、それに比べるとちょっと物足りないかな。
そしてこの手の作品はやはり敵キャラにどれだけ魅力があるかがキモ。メカメカしたエイリアンやUFOの造形は流石に凝ってて面白いと思いました。なんとなく弱点むき出しっぽい気もしますけど。なかなか死んでくれないエイリアン、圧倒的なパワーの重火器、そしてラスボス感バリバリの巨大な司令船。程良く観る者を絶望させ、そこから必死に勝利をもぎ取った時の爽快感のバランスは良かったと思いますよ

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